金曜日, 9月 13

3代目PC到着

注文した直後に自動配信される受注確認メールの中で、配送を希望する日時を訊ねていたので、12日の午後を指定して返送したんだが、その12日の正午すこし前に(泊まり勤務を終えて)帰宅したところ、なぜか11日の午前中と12日の午前中(←つい1時間ほど前だよ!)に届けられたらしく、不在通知
票が2枚もポストの中に入っていた。どうやらメールの返送手続きに手違いがあったようだけど、正確な原因は不明…俺が、返信メールの宛先を間違えたんだろうか? まぁ仕方ないので、票に記されていた手順に従い、電話で再配送を依頼したところ、1時間も経たないうちに、無事に届けられたので安心した。
また梱包状態は丁寧で、もちろん足りない部品も無いなど、届いた現物に関しては全く不満がなかったので、上記の手違いについては忘れることにする(笑)。
さて、こうして真っ昼間に配送されたものの、実際に作業を開始したのは、電気代が安くなる深夜になってから…なので、そんなに早く届けてもらう必要も無かったんだけどね(苦笑)。いちおう最低限の確認をするため、届いた直後に少しだけ起動させてみたけれど、Windowsが起ち上がったのを確認した時点で、すぐにシャットダウンしたし。

では、ここからは実機の状況について。まず2代目PCについては、死んだのはマザーボードもしくはCPUであり、HDDに関しては──幸いにも──まだ生きていると思われたことから、これ(←以後、“HDD2号機”と呼称する)を3代目PCに、そのまま移植して使い続けることはできないかと考えた…なにしろ、これに蓄えられたデータの量は膨大でコピーするのも面倒だし、なにより3代目PCのHDD(←以後、こちらも“HDD3号機”と呼称する)や、それ以外の手元にあるHDDは容量が少ないものばかりで、とてもHDD2号機のデータを丸ごと引き受けることは不可能なんだよね(←2号機が1TBなのに対し、ほかのHDDは全て500GB以下)。

ここで歴代のHDDについて列記しておくと、まず初代PCについては、さすがに購入した当時のモノは遠い昔に成仏しており、その次に買った2代目HDDも、しばしば不審な挙動が見られるようになったことからバックアップ用に格下げされた。
で、その後はRD-X5のサブHDDを流用して凌いでいた(←このDVDレコーダーは、当時としては画期的なW録画機能を有しており、それゆえ2基のHDDを内蔵していたのだが、メイン側のHDDが亡くなった時点でサブも用済みとなってしまい、以降は初代PCのHDDとして第二の人生を送ることになった)んだけど、これが想定外の長寿ぶりを発揮し、初代PCが引退した時点でも元気だったという…あいにく使い道がなかったので、そのまま初代PCの中で眠りについているけどね。メインが早世したのに、サブのほうが長寿というのも皮肉な話だ(笑)。
また、バックアップに転用されたはずの2代目HDDについても、その後は──なぜか良く分からないが──持ち直し、そのまま2代目PCのバックアップ用として引き継がれ、無事に任期を全うしてしまったという(笑)。
で、これらのHDDが長寿だった事もあり、本来の2代目PC用だったはずのHDDについては、買った直後にHDD2号機と差し替えられ、出番の無いまま今日に至ってしまったという…容量が160GBしかないというのも、今どき使い勝手が悪いしなぁ(苦笑)。

話を戻すと、試しにHDD2号機を3代目PCと繋いでみたところ、期待通り無事であることが確認できた。しかし、あと1年も経たないうちにWindows XPの更新期限が切れる以上、この機会にWindows 7への移行を済ませてしまったほうが良いだろうと判断。HDD3号機をメイン、HDD2号機をサブとして配置することに。
ただし、ここで問題となったのが、SATAケーブルにはコネクタが2つしか付いていないという点。これらはデフォルトの状態で、HDD3号機およびDVDドライブと繋がっており、その上さらにHDD2号機を接続する余裕は無い。そこで解決策として閃いたのが、DVDドライブを取り外して、その代わりにHDD2号機を繋ぐというもの。
じゃあDVDドライブはどうするのか? そこで登場するのが、2代目PCのバックアップHDD用として使われていた、IDE→USB変換ケーブルである(←ちょうど初代PCから2代目PCに移行した当時は、IDE形式からSATA形式に切り替わりつつある時期でもあり、こういった世代をまたぐ器具は重宝したんだよね)。これを接続して、なんと初代PCのDVDドライブ(内蔵型)を、外付けDVDドライブとして再利用しようというワケだ。
数年間、充分な直射日光対策もせずに(←薄っぺらい布きれ1枚を被せただけ)窓際に放置していたせいで、PCケースの表面は、塗料だか何だかが溶けかかってベタベタしていたものの、その奥に収納されていたDVDドライブについては、幸いにしてトラブルも無く、正常に作動した…いやはや、PCのパーツは「もう要らない」と思っても捨てないで置いておくべきだと、改めて実感させられたわ(笑)。

こうして、ハードウェア面での問題は解決したものの、問題はソフトウェアの扱い。
別のHDDにWindowsをインストールするところから始めた2代目PCと違って、いちいちドライバやら何やらをブチ込まなくても普通に使うことができた半面、HDD2号機をメインからサブに移行させたことで、その内部に収納されていたファイルのディレクトリが変わってしまい、正常に読み出せなくなってしまったのである!
FirefoxやThunderbirdなどについては、検索してみたところ簡単に対処法が見つかり、以前の設定やブックマーク情報を引き継ぐことができて胸を撫で下ろしたものの、厄介なのはゲーム関連で、作品ごとにセーブデータの置き場所やフォルダ名が異なるため、どこにあるのか探すのも難しい状況。とりあえずPC88伝説だけは発見することができたけど、ドラスレ・クロニクルや大半のエロゲに関しては手がかりすら見つからない有り様で、どうしたものかと悩み中。

なお、今回の商品にはディスプレイが付属していなかった(←それを踏まえての安さではあった)が、これは2代目PCのものが今だに健在──それどころか、初代PCと一緒に購入した中古のブラウン管モニタさえ、まだ元気だったりする(笑)──なので、問題なし。
キーボードとマウスは付属していたが、これらも2代目の付属品が現役で頑張っているため、ひとまず予備扱いとして、箱の中にしまっておく。キーボードは、ライトグレーのカラーリングといいキーの形や配列といい、いかにも“富士通(もしくはNEC)のパソコン!”と思える無骨な作りが、我が青春の8ビットPC時代を彷彿とさせて好ましい印象なんだけど、だからこそ「使い込んで汚れやホコリまみれにするのが憚られる…」というのが、箱の中に収めることにした一因だったり。

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