日曜日, 12月 16

ニュータイプ2013年01月号

そもそもの発端は、例のGUNSLINGER GIRL第15巻の発売日の件。けっきょく特装版も通常版と同じく、15日の発売らしい…と判明したのは、その当日になってから(苦笑)。
ところが、あいにくの空模様なのでO書店までチャリンコで行くのは難しい状況。しかも当日は泊まり勤務であり、V書店やK1書店が開店するよりも早く出勤しなければならず、こうなると最後の手段は、休憩時間を利用して仕事中に抜け出し、D書店に赴くしかない…のだが、残念ながら通常版しか見当たらなかった。せめて、どちらも売っていなかったなら「入荷が遅れているのかも…」という希望も抱けたのに(苦笑)。
さらにネット書店のほうも軒並み、売り切れ状態だったり…例によってAmazonでは中古品が、転売目的と思しきボッタクリ価格で売りに出されているし(怒)。

そんなわけで、明くる16日になってから、必死で探し回るハメに…まずは夜勤明けを終えて帰りの電車を途中下車し、K1書店とV書店をチェックしたものの、やはり売っているのは通常版のみ(←こうなるのは分かり切っていたはずなんだから、出版サイドも特装版をもっと多めに刷っておけよ!)。そして家に帰ると直ちに──選挙?そんなモンは後回しだ!(笑)──チャリンコに乗ってO書店に向かったが、結果は同じ。
こうなると、あとは馴染みがある本屋としてはK2書店ぐらいなのだが、望みは薄いし、位置的にも遠いうえに孤立している。それならば、駅前繁華街に居並ぶ大手書店を片っ端から見て回るほうが確率も高いだろう…と判断。振り返ってみれば、iPadを買おうと思い立ったとき以来、駅前繁華街に行くのも久しぶりだな。

ついでなので、残り3枚まで減ってしまった図書券を補充すべく、ルート上にある金券ショップにも立ち寄ってみたものの、あいにく成果なし。だが、目当てのGUNSLINGER GIRL特装版のほうは、2番目に訪れた繁華街最大クラスの書店(←今度いつ来ることになるか分かったもんじゃないけど、いちおうA書店と名付けておこう)にて、結構あっさりと見つけることができた。
で、「どうせ買うのなら、立ち読みの代償にしよう」と考えてアニメ雑誌コーナーに行ってみたところ、アニメディアはシュリンクされていたが、ニュータイプはフリー状態で立ち読み可能であり、読ませてもらうことにした…というわけだ。
なお、前日に訪れたD書店では、逆にアニメディアのみ見本誌形式で立ち読み可能だったけど、わざわざ読みに行くかどうかは、まだ決めていない。ちなみにO書店は、両誌とも立ち読み不可。K1書店とV書店については、ガンスリの事しか頭になかったせいで、アニメ雑誌をチェックするのを失念してしまい、不明(笑)。
あと、帰路につく前に、A書店と同じビルにテナントを構えている金券ショップを覗いてみたところ、図書券は無かったがホビットの前売り券を1290円で売っていたので、一緒に見に行く友人の分も含めて購入…これは想定外の収穫だった。

表紙&巻頭特集は、マギ。まぁ巻頭と言っても“幾つかある特集のうちのひとつ”みたいな位置づけで、編集部としても、どのように評価すべきか決め兼ねているのかも?
キャラ人気投票を見ても、今ひとつ伸び切れていない印象だし…とはいえ、上位にいるのはSAOゴティックメードといった角川系だから、実質的にはトップクラスなのかも知れないけど(そういう点も含めて)外様の作品としては、これが精一杯なんだろうか。

で、それ以外の巻頭特集としては、まず中二病たまこまーけっとという京アニ作品ペア…って、アニメージュと同じかよ!(笑)まぁ六花がキャラ人気投票で2位ということを考えれば、妥当な扱いではあるんだが。
ところで、氷菓先月から大きく順位を落としていたりするんだけど、まさか六花の躍進とバーターだったりしないよな? 制作会社で投票先を決めるような“京アニ原理主義者”みたいなのが、そんなに多数いるとは考えにくいし…つーか、考えたくねぇ(苦笑)。まぁFate/Zero勢も同じように、男女両部門において下位に後退しているから、恐らくはトレンドの変換期ということなんだろう。

ただしゴティックメード勢の上位ランク入りについては、そういうトレンドとは無関係だろ!(笑) こちらも相変わらず巻頭での特集が続いているけど、さすがに上映の始まった(←つーか、もう終わったのか? こちらが受け身でいる分には、まったく情報が入ってこないので、ほとんど話題になっていないように思えるんだが…)今月がピークだろうし、さほど人気が長続きするタイプとも思えん…とか言って、かつてのアニメージュランキングにおけるナウシカみたいに、アンタッチャブルで1位を占有し続けたりしたらどうしよう(笑)。
ちなみに今月は、謎の男(笑)と謎の女(笑)、そのほか約1匹の、中の人たちのインタビュー記事を掲載。どうやら(FSS世界とのリンクなども含めて)ネタバレ禁止を徹底されていたらしく、なかなか自分の演じた役や作品について語ることができずに、ストレスが溜まっていた模様…だからと言って、作品タイトルをはぐらかしたまま一方的に感想をしゃべって電話を切るとか、それじゃただの“怪しい人”みたいだろ!(笑)

新世界よりは、瞬の中の人──12歳バージョンと14歳バージョン──同士による対談。キャラクターの心理に関する解釈や演技プランを相談したり、出番が無いにも拘わらずアフレコに立ち会ってもらったりと、かなり気合いを入れて協力しながら、キャラを作り上げていったという感じだな。
そこまで入れ込んだ作品なのに、制作のゴタゴタによって作画・演出が足を引っ張るような形になってしまったのだから、同情を禁じ得ない(涙)。

来年の業界展望で興味深かったのが、
東京スカイツリーによって、東京MXだけで首都圏を幅広くカバーできるようになる

番組側としては、MX1局だけで済ませた方が都合がいいので、UHFの存在感が低下

これまでUHFに頼ってきた地方では、視聴できない作品が増加
…という経緯によって、地域格差が拡大するという懸念。
もっとBSデジタルでの放送やネット配信を前倒しで行なうことができれば、簡単に地域格差なんて無くせると思うんだが…そういう“誰でも思いつくはずの、簡単なこと”が、いつまで経っても実現されないという事は、それなりの理由があるんだろうなぁ。

イベントレポートで気になったのが、しろくまカフェのBD購入者を対象に開催されたイベント。掲載されている写真を見ると、思ったよりも多くの参加者が写っているんだよね…BDの売り上げ枚数から考えると、購入者に占めるイベント参加者の割合はかなり高いという計算になるわけで、ひょっとして買った人の大半は、このイベントに参加するのが目的で買った声優ファンなんだろうか? 俺みたいに、作品の面白さに対するお布施としてBDを買ったというのは少数派?
まぁ、そういう“イベント参加権をエサにしてBDの売り上げを伸ばす商法”も、喜んで釣られる者の存在があってこそ成り立っているのは事実だし、一概に否定はできないか(苦笑)。

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