月曜日, 4月 9

ニュータイプ&アニメディア5月号

今日は休日。昼寝から目が覚めたのは夕方で、ちょうどD書店に赴いて立ち読みを済ませ、帰った頃には晩メシ時だろうというタイミング。
クール開始直後のセオリーとしては、できるだけ読むのを先送りした方が、視聴本数を絞り込めるので、読むページも減って楽になる。それは分かっているんだけど、先日読み残したヤングエースの見本誌が撤去されてしまうリスクを考えると、なるべく急がなければ…と判断し、通勤電車に乗って出かけることに。
そのD書店は、2誌とも見本誌形式で立ち読み可能という、相変わらずの盤石ぶり…それゆえに、あまり依存し過ぎるのも問題だとは思っているのだが、今回は上記の件があったので仕方ない。

巻頭ピンナップは、劇場版の告知記事(←と言っても特に目新しい情報は無し)と抱き合わせの、まどか☆マギカ
表紙&巻頭特集はFate/Zero…ついでに付録も、セイバーの水着フィギュアだ(笑)。

表紙にもデカデカと、水着セイバーの写真が(笑)。

川澄綾子インタビューでは、こういったインタビューにおける受け答えの中で、自分の中でも次第にセイバーの掘り下げが進んでいったとの事。「かつて演じた、ほかの王族キャラ」とは、ラフィールの事かね? あっちは一介の王女だったし、ジントという受け止め役もいたわけで、セイバーのほうが遙かに過酷な状況だよなぁ…。
スタッフインタビューによると、当初は、女性ファンに受けることは想定していなかったとか…またまたご冗談を(笑)。

キャラ人気投票、女性部門ではけいおん勢の後退もありセイバーの独走状態。概況を信じるなら、今月の時点でも2位のいのりを大きく引き離しているそうで、これで今月号の特集とギルクラ放送終了の影響が加われば、来月はさらに圧倒的な状態になる可能性も?
冬クールの新顔としては、下位に夏待ちの赤と青が顔を覗かせていたものの、これも放送が終わったことを考えると伸びしろは少なそうだし。
男性部門も、いちおうトップは偽物語だが、これも短命で終わりそうな予感…同じく放送の終了した銀さんは早くも順位を下げている一方、こちらもFate/Zero勢…とくにライダーなどは、ふたたび返り咲きを狙える位置につけているわけで。

Recommendationで取り上げられたのはUN-GO劇場版ストパン。前者を担当したのがゆうきまさみというのは、ちょっとした驚きだった…いわく「第2話までのスタイルには疑問があったけど、第3話から面白くなった」との事で、第2話で見切ったのは失敗だったか?
ゆうきは、今月は真面目スイッチが入っちゃったのか、はてしない物語のほうでも「ホラー(←というより、プライベートライアンの冒頭など、グロ系も含むらしい)は画面を直視できないほど苦手だけど、一方でそれはフィクションだと冷静に認識できている」と語っているが、これは「現実と虚構の区別うんぬん」といった妄言を吐く規制派に対しての、遠回しの反論とも読み取れる。

たまに掲載される“家電メーカーがアニメファンに向けて、自社のAV製品を宣伝するページ”は、今回はパナソニックDIGAシンフォギアの組み合わせ。
普通、こういう企画に乗っかるのは売り出し中のアイドル声優というのが定番なので、シンフォギアのキャストだったら確かに悠木碧が妥当だなー…と思ってたら、水樹奈々も出ていたのでマジ驚いた(笑)。
…おい、じつは結構ヒマなのか!? まぁ実際の拘束時間なんて──ちょっと会話して写真を撮影すれば終了だろうから──大したこと無いのかも知れないけど、いちおう紅白出演歌手なんだから、もうちょっと仕事を選べよ! なんだか、大物芸能人が安っぽいテレビCMに出演しているのを見てしまったかのような、何とも言えないガッカリ感が…。

声優アワードの受賞式レポート記事では、ひと通り受賞者をコメント付きで掲載しつつ、次の2ぺージを丸ごとベテラン受賞者たちの対談で埋めるという暴挙に出た(笑)…読者層とのマッチングは大丈夫なのかよ!?
肝付兼太の履歴語りなんて、以前ならニュータイプよりもアニメージュ向きの内容だよなぁ。“アニメージュニュータイプ化”が言われて久しいけど、その逆もまた然りという事だろうか…そう言えば今月号にも、イナズマイレブンGOのページがあったっけ。

春クール初頭の号であるにも拘わらず、巻頭側に掲載されていたのは、おもに新作よりも終了もしくは継続中の作品…というよりギルクラ、ガンダムAGE(←まだ見限っていなかったのか!?…笑)など、売りたい側の事情が透けて見えるラインナップ。
盛大にヒット商品のセールをやっているように見えて、実際は不良在庫の叩き売りなんじゃないかっていう(笑)。まぁ劇場版BLOOD-C(←これは新作だが)も含めて、「角川も大変だなぁ」としか。
その割に、今期の角川作品…しかも珍しく手ごたえのいいスタートを切ったかに見えるうぽってについては、原作サイドで少し触れただけという扱いの悪さなのが謎。ニコ生限定という、作品自体の露出の低さを考えれば、こういう作品こそ雑誌メディアでの援護射撃が必要だろうに…ジャンル的に、娘TYPEに任せるという事なんだろうか?
ともあれ、ニュータイプの記事内容によっては、かなり時間的に際どいことになる可能性も覚悟していたのに、どちらかと言えば既存の作品…しかも視聴を打ち切った作品が重点的に取り扱われていたこともあって、予想より早く読み終わってしまう。
おかげでアニメディアヤングエースの残りについては、余裕をもって読むことができた。

アニメディアの巻頭トップには、最終回を迎えた銀魂が掲載…ただしスタッフのコメントや、まして内情暴露などの目を惹く内容はナシ。
こちらは相変わらず“広く薄く”の編集方針で、ニュータイプが取りこぼしていた作品の多く──咲-Saki- 阿知賀編からファイ・ブレイン第2シリーズまで幅広く──もフォローしていたが、劇場版リリカルなのはA's関連の新情報が無かった時点で、オレ的には用ナシなので流し読みで済ませる。

キャラ人気投票は、先月までの停滞ぶりを打ち破るかのごとく、突如として圏外から夏目がトップに躍り出る(←ちなみにニャンコ先生もランク入り)という、なかなかに衝撃的な展開。
とはいえ、これも4期終盤における夏目の過去エピソード連続回(←オレ的にはイマイチだったけど、この結果を見るかぎり、好意的な意見が多かったという事か)によるブースト効果と、群雄割拠状態の虚を突いた一時的なものであり、遠からず放送終了の影響もあって順位を下げるであろうと予想…現に銀さんけいおん勢も、退潮傾向を見せているし。
しかし本命が不在という状況にも変わりは無いため、次に誰がトップに来るか読みづらく、また在位期間も短命に終わる“空位時代”が、しばらく続きそうな予感。

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