火曜日, 4月 24

アフタヌーン6月号

今日は早出勤務。一昨日から働き詰めだったので、本当なら有休を取りたかったのだが、申請する前に「その日は、お偉いさんの視察がある」と聞かされてしまったんだよね。で、それを回避するために休んだと思われるのも不本意なので、敢えて出勤することに…ところが蓋を開けてみると(予定が変わったのか?)偉いさんの姿なんてどこにも無く、けっきょく何だったんだっていう(苦笑)。
そんなわけで、ムダに働いてしまった徒労感はあったものの、立ち読みに支障がある程でも無かった為、仕事を終えるとD書店へ直行して、アフタヌーンを立ち読み。見本誌を他の立ち読ミストに確保されていないかと懸念したのだが、幸いにしてフリー状態で置かれており、余裕で読むことができた。

ああっ女神さまっ
せっかくの表紙&巻頭カラーなのに、ひどい茶番劇だったことが判明した本編のせいで、すっかり台無し…まさに“大山鳴動してネズミ1匹”といったところだが、最終的な評価は、そのネズミ(=契約)の正体が明かされるであろう次回まで持ち越しか。

臨死!! 江古田ちゃん
丹精込めてカレーを作っているボーイフレンドの姿を見て、自分の扱われ方はカレー以下だと落ち込む江古田ちゃん哀れ(笑)。男っぽいサッパリした言動がチャームポイントの友人Mだけど、事後すぐにゲームやり始めるというのは、さすがにNGだろ…そりゃ相手も自信なくすわ。

天地明察
冒頭の回想シーンに登場した幼少時の春海で、つかみはOK!(笑)。前回「計算が外れても問題ない」と言われ、気が楽になったはずなんだけど、やはり自分の答えを提出しようとすると躊躇してしまうあたり、苦い思い出を克服するのは、そう簡単では無いようで…しかし、いざ答え合わせをしてみれば、これがズバリ正解! 気持ちの整理がつかず呆然としている春海とは正反対に、ハシャギまくってる年寄り2人の姿がラブリー(笑)。
これで立ち直りイベントは完結として、次回からは新展開だろうか?

リマスターズ!
そろそろ見切りをつけるかという崖っぷちに至って、ようやく当たり回が来た。ドラム担当の不在を打開すべく、自動打ち込みを導入したらどうか…という提案に対し、太鼓を叩くクマのオモチャを連想したボウイがかわいい(笑)。
その後、吹奏楽部員とのセッションを試みるも、いかにも「優等生!」という風体をした彼の演奏スタイルや音楽に対する姿勢は、主人公たちのロック(←という名の、単なるムチャクチャ)とは、考えるまでもなく水と油の関係。当然そのまま物別れに終わるのかと思いきや、とても看過できないので、メンバーに加わって徹底的に矯正してやる…と決意するオチは予想外だった(笑)。
ともあれ、これで頭数も揃っていよいよ本番という感じだが、果たして今回の当たりは単なる偶然だったのか、もう少し見極める必要がありそうだ。

こたつやみかん〔後編〕
前編が面白かったので、ちょっと期待しすぎてしまったか…なんか尻すぼみに終わってしまったという印象。何と言うか…ヒロインと同じく作者も、分かっているのは自分だけであるにも拘わらず、受け手を顧みることなく全力疾走してしまったという感じだな。
まぁ普通に考えれば“シロウトが初舞台で、思わぬ才能を発揮して大成功!”なんて展開はリアリティに乏しいわけで、その意味では間違ってないはずなんだが、物語としてのカタルシスには欠けるというか…うーむ。
いっそ前後編に分載するんじゃなく、まとめて一気に読ませる形式だったら、前編が終わった時点で余計なハードルを上げずに済んだかもしれない…100ページを一挙に掲載というのは厳しいかも知れないが、前例が無いわけじゃないし。

まじめな時間
基本的には相変わらず重い話なんだけど、ところどころにギャグ顔が混じるようになって、少し雰囲気が軌道修正された? まぁこれはこれで悪くないけど、成仏が近づいてきたような描写が入ったということは、終わりが近いのか? あるいは、これも路線変更の布石? どちらにせよ、今は判断を保留するしかない。

勇者ヴォグ・ランバ
えーと、ちょうど今ハーモニーの後半部を読んでる最中なんで、混乱してきた(苦笑)。
とりあえず前回の過去回想からの流れで、世界設定の説明だな…この世界には化石燃料が存在せず、世界大戦も経験しないまま現代に至ってしまった模様。でも核兵器は存在し、しかもMADは長期的には否定される(←カオスに敗北するそうな)ため、来たるべき破滅を回避するにはペインフリーを導入するしか無い…というのが世界の選択らしい。この点、過去における破滅的な経験とそのトラウマから、生府社会が形成された…という設定のハーモニーとは、対照的と言えるか。
謎(←というほどの物でも無いけど)のひとつは解けたワケだが、相変わらず単行本を購入させる決め手には欠ける状態。かなり掲載位置も下がって来てるし、ヘタをすると“買い”の判断が下る前に打ち切られる恐れもあるんじゃないだろうか?

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