表紙&巻頭特集は、妖狐&僕SS。イナズマイレブン以外で、これだけページを割いて単独で特集された作品というのは、最近では珍しいんじゃないだろうか? まぁ表紙を見ても、
アニメージュ 2012年 05月号 [雑誌] |
その人気投票は、相変わらずイナズマ勢が半数を占める圧倒ぶり。こちらでも、放映終了を受けて銀魂&けいおん勢がランクを下げており、そのニッチを誰が埋めるのか気になるところなんだけど、先月からうたプリから2人がランクインしている以外、とくに新たな兆候は見当たらない。
この退屈な状況を打破すべく、とりあえず妖狐でも何でもいいから、もうちょっと動きを見せて欲しいところではある。
イナズマイレブンは、今月は控えめ…と思いきや、別冊付録のほうで特集されていたか。これでも前回の別冊付録よりボリュームは半減したそうだが、それはプリンスアニメージュでの特集に力を注いだのが原因らしい…もう、そっちで完全隔離してくれませんかね?(苦笑)
銀英伝の舞台に関する記事では、自由惑星同盟篇ということでヤン役の河村隆一インタビューを掲載。主役だけあってセリフは非常に多いそうだが、原作の大ファンなので、仮にセリフを忘れてしまっても問題なくヤンを演じ切ってみせるという姿勢は、なかなか頼もしいな。
個人的には「舞台なんてキワモノだろ」という偏見があるのだが、MAGネットあたりで実際の場面を少しでも放映してくれたら、ひょっとして印象が変わるかも知れんね。
この人に話を聞きたいは、浅香守生。YAWARA!は、スポ根モノのアンチテーゼという方向性の作品だったが、やはり才能だけで勝ち進む主人公よりも、(正統派のスポ根らしい)花園や富士子の成長するエピソードのほうが、描いていて面白かったとの事。
カードキャプターさくらは、CLAMPの初期構想では、もっと壮大な話だったらしい(←レイアースみたいな感じ? さすがにXまでは行かないと思うが…笑)。
それを変更して、子供向けの“優しい”作品を目指すことにしたのはいいけど、「少しやり過ぎたかも」と自省するほどにその路線を徹底してしまい、その反動が、のちにギャラクシーエンジェルの暴走につながった…という経緯は面白い。
そのギャラクシーエンジェルに関しては、フォルテは和田アキ子のイメージだったとか、OPの(歌詞と映像による)しりとりがシリーズを重ねるごとに複雑化した結果、今に至るまで完全には解明されていない等、なかなか興味深い話を聞くことができて満足。
惜しむらくはガンスリについて、あまり深く突っ込んで語られなかった点…まぁ「慎重に取り扱わなければならない題材」&「原作に先行して結末を描けなかった」と認識していたことが判っただけでも、満足すべきか。それにしても、ここまで原作の連載が長引くとは、当時は思わなんだ(笑)。
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