水曜日, 12月 28

ヤングエース2月号

今日は泊まり明け。やや睡眠不足である一方、帰途においては(たまたま?)眠気を感じられなかったことから、先に立ち読みを済ませてしまおうと決断し、途中下車してV書店へ。
てっきり昨日が、今年分の新刊が配達される最終日だと勘違いして(←だってマガジンも、水曜じゃなく昨日が発売日だったし)、まずアワーズから片づけるつもりだったのに、じつは明日が発売日だったという…でも同じ30日発売であるメガミマガジン娘TYPEは店頭に並んでいたし、それどころか3日発売のヤングエースまで売っていたのに、なぜかアワーズだけは29日発売というのが、よく分からん。
ともあれヤングエースが立ち読み可能という事態は想定外だったので、これは優先して片づけるべきと判断した。

読み切りが5本も掲載されていたうえ、やたら今月で連載終了した作品が目についた…まぁ、たまたまかも知れないけど。
どうしてもオリジナル主体の編成なので、なかなか息の長い当たり作品は生まれにくいのかもなぁ…。角川ラノベ帝国の膨大なストックの中から、それなりに売れている原作を適当に選んでコミカライズすれば、それなりの確率で安全パイを確保できる少年エースのようには行かないだろうし。

SPEC~天~零〔プレリュード〕(漫画:了春刀/原案:西荻弓絵、里中静流)
巻頭カラー&新連載。ある程度はリアルに軸足を置いた事件・推理モノで、スパイス的に超能力の要素を加味するのかと思いきや、悪い意味でバトル系の少年マンガ並みに(←なので、むしろ少年エースに掲載すべきなんじゃないかと)能力の描写が安っぽい。絵柄も淡々としていて惹き込まれるものが無く、今回で切って差し支えなさそう…って、次に読める機会があるのかも怪しいけど(笑)。

エヴァ
アスカが助かった(←だよね? 立ち読みできなかった間に、やっぱりヤラレちゃったとか無いよね?)ことで、以後の展開も大幅に変わるものかと思ってたけど、大筋では劇場版の内容に沿って進むんだな。
…というわけで、巨大レイが出現して補完計画の儀式が始まったわけだが、ここから先の展開については、やはり変わるんじゃないかと。貞本としては、シンジと父親の関係を軸として描きたいようだから、その辺りがクローズアップされるのでは…と憶測。

Fate/Zero
今月でキャスターとの初遭遇戦と、当然ながらアニメ版に追い越されていたか…アニメが休んでいる間に追いつけるかも知れないけど、結局また抜き返されるのは明白なので、ほとんど読む意味が無くなってしまった。
アドバンテージと言えるのは、アニメでは規制されていた“オルガン”を描いていた点ぐらいかね…べつに、面白い物でも無かったけど。あとはアイリの、自動車運転の暴走ぶりがアニメよりヒドかったような…(笑)。まぁ今のテレビじゃ、自転車の二人乗りさえ放送できないからなぁ。

ラストエグザイル-銀翼のファム
久しぶりに見たら(←つーか、アニメ版が始まって以降は一度も読んでないや)、ひどいキャラデザだなぁ…単純に作画スキルの点で未熟というだけじゃなく、こういう目が大きくて頭身の低いデフォルメ体型は、どちらかといえばギャグ系の作品向きであって、この作品には合ってないだろ。
おかげで登場人物から切迫感が伝わって来ないから、シリアスなシーンが台無しになってる。いくらアニメ版も作画が低空飛行だからといって、そんなところまで真似しなくていいから(笑)。

もぎたて☆アイドル人間
立ち読みできなかった期間に、まったくアイドルとして成長していなかったことに安心した(笑)。いや、いちおうグラビアの仕事が来てたけど、同期の娘──まさか第1話でチョイ役だったあの娘が、売り出し中のアイドルとして再登場するとは、恐るべき伏線(笑)──が雑誌の表紙と特集をゲットしてたのに対し、こちらはネタ担当として1ぺージだけという悲しさ。
それでもメゲずに、身だしなみだけでも整えようとするも、メイクの心得のある者が誰もいないという…。仕方なく我流で何とかしようとして、盛大に自爆する毎度おなじみのパターンを迎えるワケだが、それにしてもナイ子の(昭和のテレビまんがに登場しそうな)小悪党チックな顔には、大笑いさせてもらった。

O/A〔オー・エー〕
じつは番組の隠れファンだったアメリカ原潜の艦長が、規定違反の浮上をしてラジオを聴くわ、司令部に代筆を頼んで投稿するわ、挙げ句にプレゼントを受け取るため、担当海域から勝手に離れるわ…と、やりたい放題やる話。
これだけなら、懐かしの青空少女隊やらフルメタル・パニックでも使われていそうなネタだけど、そこは腐っても潜水艦乗りの耳で、オぺレーション・オーロラの正体を見破り(←もとい“聴き”破り?)、その秘密を共有するというイキな結末。
うーむ、このレベルで安定しているなら、また単行本の購入も考えなきゃならんなぁ…立ち読みできる機会そのものが少ないせいで、判断が難しくて困る。

ナナマル サンバツ
ゲーセンのクイズゲームで、ライバルと対戦中…らしい。前後の流れはよく分からないけど、相変わらず面白いのは確か。ライバルと認めたからこそ馴れ合い(←メアド交換)はせず邪険に扱う…ってのは、なんともツンデレですな(笑)。最終回の収録が終わるまで、池田秀一に誘われても一緒に飲まなかった古谷徹のエピソードを思い出したわ。
あのコスプレ娘は、新入部員としてレギュラーに加わるパターンかね? メインヒロインが今ひとつ魅力に乏しい(←今月もコスプレしてたけど、とくに萌えるわけじゃないし…)ので頑張ってもらいたいところではあるが、どうも作者は、女性キャラを魅力的に描くのは苦手なんじゃないかと思えてきた。

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