金曜日, 12月 23

アフタヌーン2月号

昨日の夜勤明けは、Ver.M/Wのテストプレイおよびレポート作成こそ快調だったものの、いろいろあって立ち読みのほうは完全に停滞…その分も含めて手早く片づけていこうと、休日である今日は午前中から通勤電車に乗って、まずはD書店でアフタヌーン(←祝日と週末の影響で前倒し発売らしい)を立ち読み。
つづいて図書館に向かい、アニメージュの残り10%ほどを読み終えてしまうつもりだったが、昨日に続いて貸し出し中…まぁ祝日だし仕方ないか。結局その後、夕方に出直して読み終えることができたけど。

げんしけん 二代目
表紙&巻頭カラー。本誌と単行本の両方にフィギュアを付けるとか、プッシュしているな…男の娘というジャンルは好き嫌いが激しく分かれそうだけど、どうなんだろね?
本編のほうは、やはりハトの過去の影が色濃くなってきたか…あまり重い話になるのは勘弁して欲しいが、さりとて今の軽いノリも「すごく面白い」とは思えないわけで、じゃあ一体どうすりゃいいんだよ!?(苦笑) とりあえず荻上が挑戦する(かも知れない)という“普通の高校生男女の恋愛モノ”のほうが気になる。あ、それと班目が失業するのかどうか(笑)。

まじめな時間(清家雪子)
新連載。主人公が死んで幽霊になるというパターン自体は今さら珍しくもないけど、“幽霊の状態は魂の冷却期間で、いずれ成仏して消える”という設定は(ありがちではあるものの)悪くないし、キャラの心情や振る舞いを手堅く描いている点も高評価。
とくにドラマチックな展開になるわけでもなく、どちらかと言えば悲劇より喜劇に近い(←初めて体験する“友人の死”という事態に、どのように対処していいか分からず、カラオケやゲームに興じたりするクラスメートの描写が、リアルというか“今どきの”作品っぽい)というのは、ある種の真実を突いているな…ドリフのコント──あるいは、少し前にあった銀魂のエピソード──のように、葬式や“人の死”は、それが厳めしいものであるがゆえに、ちょっと視点をズラせば壮絶なギャグに転じてしまう可能性を孕んでいるわけで。

臨死!! 江古田ちゃん
ヤバくなるまで加熱したフライパンを布団に入れて湯たんぽの代わりにするとか、マジで危ないからヤメロ(笑)。しかし「“さん”付けから呼び捨てに変わるか変わらないかという、微妙な距離感の変化を楽しみたいのに!」という友人Mの心の叫びには、激しく同意せざるを得ない。

春待月(秋山はる)
近く新連載が始まるようだが、その宣伝も兼ねて(?)、過去に描いたらしい読み切りを掲載。昔といっても絵柄が稚拙だったり古臭いということは無く、ストーリー的にも「いかにも、この作者らしい」と思える作品だったので、まぁ作者のファンなら評価するんじゃないだろうか…オレ的には“可も不可もなし”といったところだけど。

天地明察
今だにVer.Sをクリアしてもらってない俺としては、誰からも答えを得られなかったショックには共感できるなぁ…などと思っていたら、回答不能な問題でしたというオチかい! 俺も気をつけよう(苦笑)。
それで落胆して、直後に行われた囲碁の勝負にも身が入らなくなるかと思いきや、アッサリこなしてしまう辺りが、やはり凡人じゃないな…つーか、そこは少しムッときた(笑)。

かまいたち一族(上原光人)
四季賞受賞者による読み切り。というわけで絵柄は未熟なものの、すでに独特の味は出ているな…技術的にスゴいという方向じゃないし、オレの好みでもないから褒める気になれないけど。
内容的には、ごく普通の(←いい意味で)幕末系時代劇として手堅くまとまっている一方、とくにズバ抜けた要素があるわけじゃなく、ヒロイン(←いちおう)の男装も萌えとは全く無縁と、購入レベルには今ひとつ何かが足りないといったところ。

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