水曜日, 12月 14

ニュータイプ1月号

表紙&巻頭特集は映画けいおん…って、この絵はヤバイだろ! 2期第7巻BDパッケージ絵の悲劇を思い出したぞ。

幸い、記事中に掲載されていた映画本編のカットでは、とくに変なキャラデザで描かれたものは見当たらなかったので大丈夫だと思うけど…あるいは、この表紙絵が描かれたのは映画の制作が終わってからだろうし、その頃すでに京アニとしては新しい作品に関わり始めており、その絵柄に“引っ張られた”という憶測もできるか。

ガンダム関連では、AGEの後ろにユニコーンの記事も…「さすがにAGEだけで持たせるのは難しい」と考えたうえでの対策だったりして(笑)。
そして最後を飾ったのは、Zガンダム Defineの宣伝記事…うーん、「枯れ木も山の賑わい」ってか(笑)。まぁストーリー面については結構うまいことリファインされていると思うので、じっくり1話あるいは単行本1冊を読ませることができれば、それなりに評価してくれる人も増えるかも?
その意味では、本編を1ページだけ掲載したのは判断ミスじゃないかと…ちょっと絵を見ただけで「ダメだこりゃ」と早合点する奴が続出しかねないぞ(苦笑)。とはいえ、見た者にリファインを印象づける効果を狙ったのだとすれば、シャアがブライトに正体を明かす場面をチョイスしたのは最善の選択だったろうけど。 

新作紹介特集の中では、あの夏で待ってるの新規キャラデザが掲載。作画負担を軽減するために、線を減らしたりデザインを簡略化しなければならないのは分かるが、それにしても雑になったと言うか崩れすぎと言うか…以前に公開されたもの(←あちらも、今どきのキャラデザとしては少し古く感じられてしまったが)に比べて、やや評価が下がる。まさか、始まってみれば「おねがいシリーズより劣化した」とか言われないだろうな。
そして佐藤竜雄監督つながりということで、モーレツ宇宙海賊輪廻のラグランジェを、2本まとめて紹介。普通のアニメでは省略されがちな過程もじっくり描きたいという事だけど、今どきの(テンポの早い)作品に慣らされた視聴者が、そういうスローペースな展開に耐えられるかどうか…ヘタするとピングドラム以上に、見る者を選ぶ作品になるかも? キャラを見た限りでは、萌えオタを釣るのも難しそうだしなぁ…。

キャラ人気投票は、男性キャラ部門が面白い。クールの狭間ということで、去りゆくもの(←TIGER&BUNNY、シュタゲなど)と新参(←Fate/Zero、ギルクラなど)が交錯する中、その間隙を突いてトップの座を射止めたのは、なんと銀さん
うーむ、上位の常連とはいえ、これは意外な結果だ。まぁ今月号でもイナズマイレブンの記事が順調にページ数を増やしていたりと、ひそかに腐女子向けの誌面づくりが進行している気配もあるから、その流れだろうか? 発端としては、タイバニが腐女子に受けたというのも否定できないだろうけど。
一方の女性部門では、一度は消え去ったはずのまどか☆マギカ勢が、大挙して復活! 何事かと思いきや、劇場版をスクープした先月号の特集の影響か。今さらだけど、前月号の記事内容に対する反映の度合いが大きすぎだろ…角川補正については諦めるとしても、もう少し広い視点に立った上で“いま人気のあるキャラ”を観測するバロメーターとして機能しなければ、意味ないだろうに。

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