火曜日, 9月 27

少年エース11月号

今日は遅出勤務。早めに家を出て、出勤時間までにD書店で立ち読みを済ませるという恒例のパターンを踏襲。念のため途中下車してK1書店に立ち寄ったものの、電撃大王がシュリンクされており立ち読み不可だったのは予想通り。
そしてD書店も同じく立ち読み不可だった事も、なんとなく予想していた、というか納得した…さすがに4誌まとめてD書店に依存するという事態は、無理があり過ぎるからなぁ。
というわけで今日のところは、後回しにしていた少年エースを立ち読み。そして、いちおう電撃大王が読めることを想定してスケジュールを立てており、まだ時間に余裕があったことから、ついでにニュータイプエースを(トミノ伝のみ)読むことにした。

ビッグオーダー(えすのサカエ)
新連載。また前作(未来日記)と同じく厨二な異能力者バトルか…主人公の能力は幽遊白書のテリトリーを思い出したが、いろいろ応用が効きそうなので、作者のアイデアに期待したいところ。
ヒロインがバイオレンスなのも前作と同様だけど、あっちは完全にイカれていたのに対し、こちらは、まだ少しはマトモな部分が残っている可能性があると信じたい。協力して死線をくぐり抜けるうちに主人公への誤解も解けて、やがて(普通に)相思相愛に…というベタな展開を望む! もうヤンデレとか、お腹いっぱいだから(苦笑)。
役割分担も“主人公が考えて、ヒロインが戦う”という前作のスタイルを受け継いでいるのかね? ヒロインの能力が不死なのは、いかにも戦闘向きという感じだが(←相討ちOKで、罠にかけるパターンを多用しそうな予感)。

まほマほ(児玉樹)
こちらも新連載。「キャラデザだけは一級品」という評価の作者なのに、今回の主要キャラは全般的にイマイチと、いきなり黄信号が灯ってしまった。おまけに主人公(♂)が魔法少女に変身するという基本設定も、すでに妄想奇行~アドレッセンス・アバター~という前例があるわけで、べつに斬新でも無いし。
次回よっぽどストーリーが化けるか、強烈なキャラが追加でもされない限り、早々に見切ってしまいそうだ。

トラウマ量子結晶
ほんとに当たりハズレの激しい作品だな…今月は(またもや、この回だけのために単行本第3巻を買ってもいいやと思わせるほどの)当たり回だったが。
まず前回からの流れで、ムダな時間を過ごすことがパワーアップの秘訣と判明したため、久音の発案で、穴を掘っては埋めるという作業をひたすら繰り返すことに…その、あまりの不毛さにキレたリコ(←またギャル化してるし)が食ってかかり、あっさり論破される久音(←デフォルメの泣き顔がかわいい)。
そしてリコの出した代案により、男性陣がファッションに走る(←「モテる」という魔法のキーワードに反応してしまうところが、まだ人生を捨てきれていない半端者という感じだけど、その未練がましさこそが能力の源泉なのかもね)ことになり、さっそくリコのデザインした衣装を真水の能力で具現化し…って、なんで聖闘士星矢なんだよ!?
それは作者が、ジェミニのサガ(のフィギュア?)の完成度の高さに感激したからでした…って目次コメントに書いてあった(笑)。まぁ直撃世代としてはツボにハマって大笑いさせてもらったが、こういう安易なパロディはあまり多用しないように(←って俺が言っても説得力ないけど)。
ラスボスが唐突に(しかも非常にしょーもない理由で)襲ってくるというオマケまでついて、最後まで大笑いさせてもらったわ。

トミノ伝
さすがに、西崎ヨシノブの素行について具体的に言及することはしなかったか(笑)。オレ的に海のトリトンは最終回のドンデン返しがあってこそなので、前半だけの総集編である映画版は、評価できないんだよな…まぁ主要なファン層は女性だったらしいから、“キャラとしてのトリトン”が大画面で見られただけで、満足したのかも知れんけどね。


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