金曜日, 9月 9

ニュータイプ10月号

今日は早出勤務。休憩時間における仮眠と食事が的確にハマったおかげで、かなり万全に近いコンディションで立ち読みに臨むことができた。
それにしても、ヤングエースの代償にするつもりでエロマンガをネット注文したものの、立ち読み不可能だったことで保留状態となってしまい、その回収を最優先するため、まずはD書店からチェックすることに…という状況は、先月と全く同じ(苦笑)。全般的に雑誌類の立ち読みが厳しくなってきており、そのつもりで対応を考えなきゃならんか…。

NT誌がフリー状態だったのに対し、アニメディアは見本誌形式で、どちらを優先して片づけるべきかは明白だったが、なぜか手に取ったのはNTのほう…って、あれ? コンディションは万全のはずなのに、じつは寝呆けてるのか? まぁ「何となく、そういう予感がした」という事にしておこう(苦笑)。

トップはゴティックメードと、銀魂×SKET DANCEのコラボ企画。後者は、サンライズ描くスケット団のキャラデザが違和感ありまくり…まぁ俺としては、さっちゃんVSデージーをやってくれたら、他はどーでもいいや(笑)。

表紙&巻頭特集は、言うまでもなくガンダムAGE。「キャラデザなんて記号」という発言は、ケロロの実績を踏まえてのもので、キッズ向けなど一部の作品に関しては確かに間違ってないだろうけど、歴代ガンダムシリーズはメカだけでなくキャラクター面でも高レベルの評価を得てきたわけで、最初からデザインでの勝負を放棄するかのような物言いはどうかという気も。
こういう風に“他のアニメであれば許容される事が、ガンダムで許されるとは限らない”というのが厄介なところなんだよな。とりあえずロボットの運用面について、ダンボール戦機と同じノリでやったら紛糾するのは間違いあるまい…いやまぁ、暴走したリニアモーターカーを押しとどめるのも、落下するアクシズを押し返すのも、似たようなもんじゃないかという気がしないでもないが、大事なのは、そこに至る物語の過程とキャラの心情が納得いくものかどうかであって。
それから、「整合性を気にするよりも、“お祭り”として盛り上がって欲しい」とか言ってるのは、あらかじめ脚本のアラの多さに対して予防線を張ってるようにしか聞こえないぞ(笑)。

現在放送中の作品を扱った特集では、BLOOD-Cがトップ…まぁ角川なんだし当然だわな。むしろいつ天のページが、ちゃんと用意されていたことに驚いた…娘TYPEでも不遇な扱いだったし、見捨てられたものとばかり(笑)。
いっぽうR-15はホントに見捨てられたらしく、新発売BDの紹介ページに最小限のスペースを与えられただけ。しかも(おそらく大部分の人間にとって)この作品に対して抱く唯一の関心…すなわち「BD版では、あの鬱陶しい規制は解除されるのか?」という疑問への答えは得られないという役立たずっぷり(←やはり解除されないからこそ、毒にも薬にもならないような作品紹介の駄文で、お茶を濁したのだろうか?)

タイバニのページが無かったのは意外…と思ったら、別冊付録のほうでタップリ扱われていました。
各キャラの紹介ページでは「このシリーズでは描き切れなかった」というスタッフコメントが目についたけど、これは第2期が制作されるという事?

新作紹介ページでは、角川作品であるはずの未来日記が最後尾に回り(←まぁいろいろな意味でアニメ化の時期を逸したし、あまり売れ無さそうではあるが)、ギルティクラウンがトップ扱いに…よほど期待されているのか、制作サイドが熱心に宣伝しているのか。
Anotherは、ヤングエースに掲載されているコミカライズ版は早々に切ったけど、アニメ版のキャラデザは悪くない(←この点に限れば、期待度はギルティクラウンよりも上だ)ので、いちおう第1話ぐらいは視聴してみようかね。
いっぽう、今月からNT誌でコミカライズ版の連載が始まったUN-GOは、まだ導入部だから致し方ないとはいえ、可も不可もなし…という印象。また秋アニメは放送本数が多くなりそうだし、このレベルが続くのであれば埋没してしまう可能性が高そうだ。

Recommendationは2ページのみだけど、その構成がなかなか凄い。
片や氷川竜介が、生前に個人的な親交があったらしい飯田馬之介を偲びつつ、トワノクオンについて静かに(だが熱く)語っているのに対し、その隣のページでは別のコラムニストが、ロウきゅーぶ!について「小学生は最高だぜ!」(←決してやましい気持ちから出たセリフではありません)とか、ネタに走って好き放題に書いており、双方の雰囲気の違いは壮絶きわまりないものがある(笑)。
これじゃ真面目に語ってる氷川が道化役みたいで、飯田馬之介も浮かばれないんじゃないだろうか…。

キャラ人気投票は、男性部門ではツートップの青エク主人公&銀さんに加え、バカテスの2人や上条さんなど、続編モノや長期に渡って継続している作品が強みを発揮。
春スタートの作品としては阪本さんオカリン、そして虎徹、じんたんがランクインしているものの、純粋に夏クールから始まった新作からは皆無(←新たにランクインした夏目は、続編モノだし)…という状態で、この手のランキングが保守的あるいは反応が遅れがちであることを、改めて認識させる結果となった。
いっぽう女性部門では、ここにきてけいおん勢の巻き返しが凄まじい。これも長期作品の強みかと思いきや、誌上では「映画の公開が近づいて、期待感が高まってきた影響ではないか」と分析…ほんとかね?

坂本真綾コラムは、アイルランドに行った件。アイルランドと言えば、クーフーリンとバンシーだろ! …なんてボケてる場合じゃなくて(笑)、ダンナとのノロケ話とか、最低限せめて結婚報告ぐらいあるだろうと思ったのに、肩すかしだったな。
まぁ「SEED DESTINYの悪口を言い合っているうちに意気投合して、つきあい始めました」とかぶっちゃけられても、NT誌としては載せられないだろうけどさ(笑)。

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