火曜日, 8月 9

ニュータイプ9月号

今日は早出勤務。昨日が遅出勤務、しかも夏の書き入れ時だったことで通常より消耗したのか、朝から激しい眠気に苛まれる状態での勤務となった。
もちろん休憩時間は仮眠に充てるなどして、なんとか無事に乗り切ったものの、仕事を終えた後は仮眠室に直行し、そのまま3時間近く爆睡してしまうあたり、思った以上に睡眠時間が足りていなかったらしい。
ともあれ、まだ残る眠気を振り切ってD書店へ…正直、あまりアニメ雑誌を読みたい気分でもなかったんだけど、さすがにネットで注文したエロマンガの取り置き期間が長くなり過ぎで、回収を急ぐ必要があるため、雑誌の発売当日に読むことにしたわけだ。

NT、アニメディア両誌ともに見本誌形式で立ち読み可能だったので少し悩んだが、付録がゴツくて他店では封印されている可能性が高そうなNTを、優先して片づけることに。
発売初日、しかも夏休みの真っ最中ということで他の立ち読ミストの存在が心配されたけど、これが意外にも、全くの杞憂だった。

トップページでニコファーレを取り上げているあたり、角川とニコ動の関係は円満な様子。
表紙&巻頭特集はBLOOD-C…まぁ角川補正ですな。それにしても、(仕事の一環とはいえ)お互いをベタ褒めしていた水島(監督)と大川(シリーズ構成)の対談が気持ち悪い…とくに水島は、あの脚本をヨイショしなくちゃならないなんて、どんな苦行だよ!(笑)
今期は不作の様相を色濃くしていることもあり、全般的に目を惹くような記事少なく、あっさり読み終わってしまった印象。今も視聴を継続しているタイトルのうち、ストーリー系の作品(←シュタゲ、タイバニなど)は、ネタバレ食らうのが怖くて、軽く読み流しだけで済ませたことも一因か…まぁ「本気でネタバレを回避したいのなら、まずネットを切断しろよ」って言われそうだけどね(笑)。

一方、ストーリー展開の段取りや設定の説明をスッ飛ばしたまま、ひたすら独りよがりに話を進めているだけのいつ天については、ネタバレ上等とばかりに記事を読んでみたものの、もう何が何だか…いや、基本的なストーリーやキャラ設定については記述されていたんだけど、今ひとつピンと来ないというか、それが「そもそも、この作品は何を描こうとしているのか」という疑問の答えに、全くつながってないというか。
もっとつまらない作品や、エロ萌えだけが売りのアタマ悪い作品でさえ、最低限“とりあえずどんな作品なのか/どんな作品にしたいのか”ぐらいは(面白いかどうかは別として)把握できるものなのに…。

まぁいつ天は論外としても、どうせNT誌では、萌え系の作品に対しては無難なアプローチしかできないだろうから、あまり面白い記事にならないか…ロウきゅーぶのページも、本編より声優ユニットの宣伝というスタンスだったし。
その意味では雑破業のコラムのように、文章メインの(=あまり際どいカットを掲載せずに済む)形式というのは、NT誌にとってギリギリの許容範囲というところかね? そのコラムだが、魔乳秘剣帖のような作品が成立してしまったことについて、(同じエロの求道者として)羨ましさと悔しさが半々…という複雑な心境が伺えて、なかなか趣深い。

逆にNT誌らしさを発揮していたのが、新作関連の特集でガンダムAGEをトップ扱いしていたこと。そこはNT誌の意地というわけね…来月号では、大々的な特集も組むそうで。
まぁガンダムの名を冠している以上、単なるジャリ番にはならないだろう(と信じたい)から、さほど誌面で浮くこともあるまい…少なくとも、昔やったケロロ軍曹の特集よりは違和感が少ないよう、希望したい。

それはさておき、いつのまにかイナイレGOのページがある事にも慣れてしまったし、さらに今月はうたプリのページやら夏目のピンナップやらも加わって、やや八方美人という印象の強い誌面構成だな。
今月号でいちばん驚いたのは、かつて瀕死状態まで追い込まれたGONZOが、(ページ数は少ないし、たまたま新作の公開時期が重なったという幸運もあるにせよ)特集を組んでもらえるまでに持ち直したこと…まぁ、まずは明日のこぴはんで、お手並み拝見かね。

キャラ人気投票は、先月あの花特集の効果か、男性部門でじんたんが2位に躍進したものの、青エク主人公の1位は揺るがず。
いつの間にかデュラララ勢や薄桜鬼勢が姿を消しており、これで古株が一掃されたかと思いきや、ルルーシュや、さらにキラまでが顔を覗かせており、「現役作品のキャラだけでは力不足」という状況は結局のところ変わらず。角川補正の阪本さんはともかく、タイバニあたりは、ここいらが伸びシロの限界らしい。
女性部門は、先月に引き続きめんまが首位をキープし、けいおん勢も安泰。夏クール作品のメンツで、この牙城を突き崩すのは厳しいか?

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