火曜日, 4月 26

ガンダムエース6月号

今日は夜勤明け。昨日の泊まり勤務は友人とシフトを交換したのだが、これがまたもやトラブル発生に巻き込まれて奔走させられる羽目になり、一方の相手側は臨時の残業手当を稼げたオイシいシフトだったという、まさに天国と地獄の差
ここ最近、他人のシフトを引き受けるたびにロクな目に逢っていないわけで、ひょっとしてオレ以外の全員が予知能力者で、寄ってたかって俺に“クソのべったり付いたパンツ”(byクレベール)を押しつけているんじゃないかと勘ぐりたくなる(苦笑)。

それも理由なのか、今日は眠気と疲労感がひときわ激しく、昼間はずっと爆睡しっぱなしだった。
夕方ようやく回復したので、鉄道沿線の書店を順番に覗いて回るものの、V書店、K1書店ともにガンダムエース少年エースのいずれもシュリンクされており立ち読み不可。けっきょくD書店まで足を伸ばすことになったという…まぁ、ついでの用事(←疲れていたせいで職場に忘れ物をしてしま、それを回収しに行かなければならなかった)もあったので、別にいいんだけどさ。
いつもなら長文系は読み残して、後日少年エースなどと一緒に読むケースところなんだけど、今月号はWガン小説が休載しており、時間的にも体力的にも余裕があったことから、富野ですも含めて一気に読破することにした。

機動戦士Zガンダム(北爪宏幸)
ハハハ、冗談きついぜ。エイプリルフールのネタにしては、ちょっと遅いだろ…と言いたいところだけど、じつのところ、新連載について言及していた(←CDAの最終回を踏まえたインタビューね)時から、「こんな日が来るのでは」というイヤな予感は、確かにあった。
かくなる上は島本Gガンと同じく“名義だけ貸して、実質的にアシスタントが大半の作画を担当”という方式を採用し、多少なりとも使えるアシが来てくれることを祈るしか無いか…コミックマスターJ、カモーン!!

オリジン
ここのところ露骨に引き延ばしていたとはいえ、まさかチャンバラだけで1回分を稼ぐとは思わなかった…。
アニメ版と異なり、「ニュータイプと言えども、身体を使う技は素人」というシャアの考えが正しいかのような戦況だけど、かつてRPGマガジン(あるいは、その後継雑誌)に連載されていたガンダムRPG関連のコラムにおいては、「フェンシングは(他のスポーツに比べて)肉体の鍛錬や経験よりも、反射神経の優劣が大きく影響を与える(=ニュータイプにとって有利)ため、これを選んだのはシャアの失敗」という解釈が記されていたんだよね。
どちらが正しいのか、フェンシングに詳しい人(←この前のオリンピックにおける対応ぶりからしても、かなり少なそうだが)の意見を聞かないと判断できないけど、よりによってシャアに「ララァは母になってくれるかも知れなかった女性」という逆シャアのセリフを言わせた件については、弁解の余地なし…ファースト以降のガンダムシリーズと富野に対して否定的な姿勢を取っておきながら、肝腎なところでコレではダブルスタンダードにも程がある。

ハイブリッド4コマ
負傷して医務室に運び込まれたマリーダを、眼帯と包帯で綾波っぽくしようと目論むハサン先生&バナージのネタは笑えたのに、その後がダメダメ…なんだか今月のギャグ系は“1本だけ面白くて他はハズレ”というパターンが多発していたな。

ぎゃぐシャア
他者と共感できるのがニュータイプなのに、「あなた、誰とも分かりあえてないじゃない」とチェーンに指摘されて落ち込むクェス…いいぞ、もっと言ってやれ!(笑)

残念!シャア少佐大佐
テキサスで、ララァが離脱する時間を稼ぐために出撃しようとするシャアに対し、「大佐が勝ったところを見たことがない」だの「初めて会ったときには左遷されてましたよね」だの、容赦ない物言いをするララァ…というネタが良い(←またしても当たりは、これ1本のみ)

ガンダムさん
ガンダム創世が終了したんだから、そりゃお笑い一直線シリーズが戻ってくるのは、自然の成り行きではあるんだけどさ…と全く期待せずに読んでみたら、今回はけっこう面白かった。黒い三連星(ブラックトライスター)が前座をつとめた芸人は必ず出世することから、彼らに“踏み台芸人”というアダ名が付けられた…というのは、なかなかトンチが効いている。
いっぽうのザクさんも、ゾックが前後対称のデザインであることに引っかけて“後ろ前のない性格”というネタで、こちらも上手い。

逆襲のシャア BEYOND THE TIME
「新たに有能なストーリー担当が付きました!」と言われたら納得しそうな急変ぶり。やはりバックグラウンドの薄いナナイよりも、シャアを軸にしたほうが話を作りやすいという事なのだろうか? あー、でも少女の予知能力とか、それを異端視しないスペースノイドたちの描写とか、“オールドタイプがインコムを使えるのは、誰にでもニュータイプの素養があることの証左”という解釈なんかは、シャアと直接関係ないけど面白いわけで、やはりストーリー構成そのものの勝利だよなぁ。
ナナイとシャアの距離感は、(悪い意味で生々しかった逆シャア本編よりも)これぐらいの間合いがちょうどいいな。

ジョニーライデンの帰還
前回登場の女性は女ジョニー(候補?)であることが確定したのはともかく、宇宙でも思わせぶりな動きが描かれるなど、相変わらず無責任に風呂敷を広げている一方のようにも見えるな。別冊付録の作者インタビューを読むと、“ミナレット”の正体については未だ決まっていないらしいし(←おい!)。

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