月曜日, 3月 28

少年エース5月号

日付が改まってしまったが、26日の分。泊まり勤務だけど待機シフトなので、時間的には余裕たっぷり。晩飯の買い出しに出かけるついでにD書店に立ち寄って、閉店間際までじっくりと読むことができた。
ただし電撃大王はビニール封印されていたため、読めたのは少年エースと、ガンダムエースの残りだけ。

トラウマ量子結晶
新キャラ登場。あいにくオレ的に、保健の先生は特に好みの属性というわけじゃないのでチ○コはビンビンにならなかったものの、「他人がイチャイチャしているのを見るのが好き」という性格については、かなり気に入った。
そんな彼女の号令で特訓が開始されたわけだが、「能力を鍛えるため」と称して、じつは主人公カップルを強制的にイチャイチャさせるのが目的だったことが判明し、全員にボコられる…というお約束のオチ。
全く期待していない作品だったのに、最近かなり面白いな。この先よほど急激に評価を落とさない限り、単行本を購入する可能性が高そうだ。

てんかぶ!
ただしイチャイチャ描写に関しては、やはり事前に本編である程度の関係を構築してからでないと、今回のコレのように、唐突にデートイベントだけ展開しても空回りするというか、感情移入できないというか…あるいは単にオレが、この手の唯我独尊(=ハルヒ)系ヒロインに魅力を感じないというのも、あるかも知れないけど。

RATMAN
いよいよアンカイザーとの決着。いきなり新兵器のシールドを出してきて、ズルいの何のと言い合う展開に少し空気が緩みかけたけど、アンカイザーの回想モノローグ──あこがれのヒーローだった父親が、母親の治療費のために、試合で八百長に手を染めたことが発覚し、チャンピオンの座を失った──からラットマンの正体バレ、過去に指摘された弱点を克服しての逆転劇、そして和解…という一連の流れは、王道に則った極めて堅実なもの。
ヒーローを引退したアンカイザーが、古巣のボクシングジムに専属ヒーローとして雇われ、新たな一歩を踏み出すという清々しい結末まで、きれいに描き切っており、文句なしの傑作エピソードとして幕を閉じた。

読み切りの本数がやや多めに感じたけど、ガンダムエースと違って連載陣が(震災の影響で?)休載したのでは無いらしく、相変わらずの分厚さだった。
ただし多いのは数だけで、いずれもクオリティは低め。新連載も含めて、どれも“絵は及第点だけど話がツマらない”作品か“絵も話もダメ”な作品ばかりという不作ぶり。
早くも失速気味な残念博士と合わせて、全体的に当たり外れが極端なラインナップという印象だった。

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