金曜日, 3月 25

ガンダムエース5月号

今日は早出勤務。昨日は遅出だったので睡眠不足は厳しいものがあったけど、休憩時間やや多めで余裕のシフトであり、なんとか耐えることができた。
勤務終了後はD書店へ直行。期待通り、震災の影響による遅延もなく本日発売予定の雑誌類──少年エースや模型3誌など──は入荷しており、いずれも立ち読み可能という状況であり、まずはガンダムエースから手を付ける。例によって時間のかかりそうなWガン小説および富野ですは後回しに。

安彦×板野対談
滝壺で溺れかけるとか、バイク事故で絵を描けなくなったとか、板野の人生が波瀾万丈すぎる(笑)。まぁそんな経験があればこそ、アニメ業界に多大な貢献をしてきたとも言えるようだけど。
CGが普及しても、これまでアニメーターたちが培ってきた人間的(アナログ)な感覚に基づくノウハウは、時代遅れとならず生かされているとの事。逆に、機械的な中割りばかりやっていると、絵を描ける人間もその能力がスポイルされてしまうそうな。

デルタの鼓動(虎哉孝征)
ユニコーンエースVol.2
のために描かれた読み切りの再掲載。今月号は震災の影響か、多数の作品が休載しており(←ジョニーライデンの帰還UCバンデシネ、さらに逆襲のシャア BEYOND THE TIME。カタナはどうでもいいが)その穴埋めというのが実情だろうけど、虎哉自身も被災して自宅を失ったという過酷な状況だそうな…再掲載の場合、新たに原稿料は支払われるのだろうか? だとすれば編集部なりの援助という意味もあるのかも。
話のほうは、デルタガンダムから百式を経てデルタプラスに至る進化の過程を、機体自身のモノローグ形式によって描いたもの。
変形・飛行能力を得られなかったデルタガンダム=百式が、それを得たギャプランアッシマーと対峙したときの複雑な心境とか、ジ・オのような強力な機体に後れをとった体験を経て、ついにデルタプラスとして生まれ変わるラストには感慨深いものがある…こういう話に感動できるのは、メカを愛する者の特権だね。

ガンダムさん
ガンダム創世、ついに最終回。富野の呼びかけで騒ぎが鎮まって、「隣にいるのは同じアニメを愛する仲間だ」という認識が芽生える場面を、ニュータイプの交感シーンのオマージュとして演出したのは素晴らしい。
ちょっと大ゴマを多用しすぎじゃないかという気もするが、等身大ガンダムの前に御三家が集まって、未来に思いを馳せるラストは良かったし、あまり文句を言うこともないか。とりあえず早く単行本化して、ついでにドラマCD化(←何なら実写ドラマでもいいぞ)も頼む。

ジオン公国幼年学校
あまりにも予想通りの展開すぎて、コメントが思いつかん…。

ハイブリッド4コマ
ユニコーン関連が絶好調。マリーダを噛ませ犬にしたのは、ユニコーンが怖いからだと本音をぶっちゃけるフロンタル。メイドさんの誘惑に抗いきれず、パラオにとどまろうと決めるバナージ。ギャルゲーの選択肢で決断できないダグザと、そろいもそろってダメ人間ばっかりだ!(笑)
ラプラスの残骸を探索していたら、首相の演説じゃなくラジオ体操が流れ始めて、それを聞いたダグザは「何かのヒントかもしれない」と、実際にラジオ体操するようにバナージに命じるとか、もうムチャクチャ…(笑)。
逆にユニコーン以外はイマイチ。機体の色や女の子の好みで、シャアであることがバレバレ…というネタが面白かったぐらいか。

残念!シャア少佐大佐
故障したテキサスコロニーには、巨大化した虫とかウジャウジャいるんじゃね…と聞いて逃げ出すララァなど、今回はララァの活躍?が目立つ。馬車に揺られたせいで酔って、ゲロ吐いてるし(笑)。
卒業アルバムやら寄せ書きやらをくれるフラナガン機関って、それ単なる学校じゃねーか!

超級! 機動武闘伝Gガンダム
ほとんど覚えてないけど、アニメ版は(熱血と誇張表現が売りだったシリーズとしては例外的に)もっとストイックな雰囲気のエピソードじゃなかったか? まぁ島本テイストも次第に馴染んできたらしく、こういうボケまくった展開も悪くないと感じてしまう…むしろ舞台がニューメキシコであることを考えれば、ゲストキャラ連中のフザケた言動は、ある意味リアルなのかも。

超超お父さんドズル~やらせはんぞう物語~
今回はミネバちゃんが、ソロモンの大人たちの仕事ぶりを見学する話…のはずなんだけど、なぜか“ぬるぬるに耐える仕事”とか意味わかんねーよ! ところが後半いきなり巨大ナマコが襲撃してきた際、その“ぬるぬるに耐える”能力が遺憾なく発揮され、見事に撃退…って、もうガンダム何の関係も無いな。
さすがにここまで脱線してしまうと、やり過ぎ感が否めないものの、ギャグは勢いこそが命というのも真理だし、難しいところだ。

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