木曜日, 2月 10

ヤングエース3月号

今日も早出勤務。明日は有休を取れたので、今日のところはサッサと帰って体力を回復し、万全のコンディションで明日のヤングエース立ち読みに備えるつもりだった。
だが勤務終了の直前、明日が祝日だということを思い出して予定を変更…混雑を回避するためには、今日のうちに読んでしまった方がいいと判断したのである。

O/A〔オー・エー〕
単行本第3巻が発売(←買わねーけど)ということで巻頭カラー
ゆたかが自叙伝──いわゆるタレント本──の仕事に乗り気じゃないというのは、何か語りたくない過去があるから(=今後の伏線)だろうか?
そんな彼女のために一同が考えついた対策は、“デビュー前の記憶を無くしちゃった”という設定にして、リスナーから募集したエピソードを“事実”として採用する…という新企画。
そうやって集まったエピソードが、どこかで聞いたようなネタばかり──時かけとかハルヒとか──というのは可笑しかったものの、ここ最近がダメすぎたので相対的に高評価というだけの気も。
べつにパロディが悪いわけじゃないが(むしろ好き)、そういう方面でウケを狙うタイプの作品じゃないんだし、あくまでオリジナルのネタで勝負した上でのプラスアルファであるべきじゃないかと。

大好きです!!魔法天使こすもす
単行本のオビその他における作品紹介で“そらおとの6年後の世界が舞台”という表記が最近やたら目に付くようになったけど、最初からそんなこと言ってたっけ?
ともあれ新レギュラーの確定した守形先輩だが、危惧されたほどチートではなく“適度に有能なアドバイザー”という立ち位置のようで、まずは安心…まぁ実際のところは、初代アドバイザーだったパンツ大賢人が、敵による攻撃(?)を受けて行方不明になったことによるポジション交代という面もあるわけで。
角川は(表向きは都条例に反対しつつ)槍玉に挙げられそうな作品を粛々と連載終了──もしくは軌道修正──する方針であり、この件に関しても、その一環なのでは?とか勘ぐってみたりして(笑)。

Fate/Zero
2ヶ月連続の表紙ということで、休載しまくりのエヴァに代わる目玉コンテンツにしたいという編集部の意図が伺えるな。それにしても、パッと見ではセイバーと分かりにくい…悪い意味で、作者が自分のタッチを主張してしまっているような絵だな。

本編のほうは、新たに登場したライダーの豪放磊落ぶりが好印象…書庫から持ち出した世界地図を眺めつつ、任務達成後の世界征服計画を妄想してるし。聖杯戦争なんて眼中に無くて、「勝って当たり前」みたいな尊大な態度なのに、不思議と腹が立たないという…まぁマスターの側が、嫌悪感を一手に引き受けているという面も否定できないけど。
地球が丸いことに興味津々な様子なんかを見てると、この手の“偉人さん大集合”系の作品では、カルチャーギャップ関連でいろいろと面白いネタを描ける余地がありそうに思えるな。

ナナマルサンバツ~7○3×~
まずは軽く手合わせ…なんだけど、それゆえに(クイズを志す人間にとっては)常識レベルの知識やテクニックがモノを言う状況に。そんなわけで、ズブのシロウトである主人公は苦戦の末、運の良さにも助けられて何とかクリアするという爽快感に欠ける展開…まぁこの段階でコツを掴んでレベルアップするようだと、今度はチート呼ばわりされてしまうだろうから難しいところだな。

漫才ギャング
借金取りのうち一人は、もと芸人でした…って、その展開なら「俺を笑わせることができたら、今日のところはおとなしく帰ってやろう」っていう勝負になる流れだろ、常識的に考えて!

もぎたて☆アイドル人間
キャンセルでスケジュールに空きの出た会場を、格安で使えるということで、急遽コンサートが開催できることに…といっても無名のアイドルグループでは客も集まらないだろうから、K-POPブームに便乗しようというセコい悪知恵をめぐらせ、“K(キモ)-POP”を名乗ってまんまと客寄せに成功。
騙されたと知って大ブーイングの客席に向かい、反省の弁を述べつつ「でも、お金は返しません!」と叫ぶ姿は、まるで自分たちの方が悲劇のヒロインだと言わんばかりで何ともカオス(笑)。ただし他には特に秀でたネタは無かったので、総合的には平均点クラスの評価にとどまる。

トップをねらえ!
鉄ゲタを無くしたのは、リアル寄り(or今どき)のリメイクとしては正しいのかも知れんが、この作品の本来あるべき方向性じゃないだろ…。

廃人様のエンドコンテンツ
舞台となっていたMMORPGの運営終了を受けて、どのように話を展開させるのかと思っていたら、普通に最終回でした(笑)。
現実世界を、ゲーム内の新しいワールドだと偽ることで虚脱状態から引き戻そうという策は、ありきたり(←avalonあたりのパロディとも取れる)だし、オチも含めて可も不可もなしというレベルだな。単行本化の告知は見当たらなかったが、仮に出るとしても、よほど他に買うモノがない状況でなければ中古待ちが妥当といったところ。

プロジェクト ドール♥フォン
こちらも連載終了…つーか、もともと正式な連載という扱いじゃ無かったか。ともに雑誌の目玉と言えるような主要タイトルではなく、刺身のツマ的な存在だから、とくに何らかの意図──編集長が替わったとか雑誌の編集方針が変更されたとか──が働いたわけでも無いんだろうけど、上述のパンツ大賢人が消失した件と同じく、これもエロに関する自主規制が原因だったりして…今回も“電話をオン/オフする際には左右の乳首を舐める”とか頭の悪い(←褒め言葉)ネタやってたけど、規制派の逆鱗に触れそうないい貧乳っぷりだったしなぁ。
だけどそれ以外は新規のネタに乏しく、尻の穴が接続端子になってるというアイデアを使い回したネタが目立ち、単独のエピソードとしては並以下という評価。こちらは単行本化が告知されていた(←そんなにページ貯まってたっけ?)が、作品全体の評価としてはギリギリ購入決定といったところだな。

0 件のコメント: