金曜日, 1月 21

電撃大王ジェネシス2011 Vol.1

今日は休日。昨日は夜勤明けだったせいで集中力を欠いた上に、ギャラリーされた緊張感で失敗しまくった(←モードやゾーンの選択を誤るなどという、基本的なミスまで連発)ダライアスバーストACのリベンジをするべく、朝イチで通勤電車に乗って繁華街のゲーセンへ出かける。
ギャラリー不在のおかげもあってか、昨日よりマシだった──デュアルスピンの片割れを最初のカウンターで仕留められたり、イカのパターンが少しは把握できるようになったりと、全く上達していないわけでも無い──ものの、決して好調とは言えない状況のもと、アームとクレジットに頼った力押しのプレイで一気に突き進み、3千円近くを消費してどうにかGaiden Silver Hawkのエリアまで解放することに成功した。
しかし苦労させられた割に、Gaidenエリアは物足りなさ過ぎ。2ndは道中が4面、ボス3体と充実していたのに対し、こちらは道中なしでボス2体のみとか…しかもブラックホールボンバー2発(←うち1発は、開幕時に使用)で、あっさり瀕死状態になってるし。かくなる上はアップデートで、外伝バージョンのグレートシング(←もちろんBGMはSELFで)登場に期待するしかないか。

その後は再び通勤電車に乗り込み、職場の最寄り駅で下車。D書店で電撃大王ジェネシス(←アルファベットから片仮名に変わったらしい)を立ち読みして帰宅する。
余談だが、他誌紹介コーナーでgood!アフタヌーンが取り上げられており、その中で「女神さまっ最終章」と語られていたのは軽い衝撃だった。

百花のしるし(カネコマサル)
新連載。舞台となるニュータウンは開発が始まったばかりで、それゆえに住まう土地神(←当然かわいい女の子である)もまだまだ力が弱く、もっと力をつけるためには、特定のパワースポットに花を植えたり、困っている人を助けるという地道な努力を何年か続けなければならない…というわけで、主人公の少年少女コンビがささやかな奮闘をする話。キャラデザもかわいい──見た瞬間、あずまきよひこかと空目してしまったのはナイショだ(笑)──しストーリーも悪くないため、今後に期待。
ちなみに、もうひとつの連載──キャラメル☆スター(MATSUDA98×太田顕喜)──のほうは、途中で耐えられなくなり、流し読みに切り替えた。

妄想奇行~アドレッセンス・アバター~
部活として認定される最低限の人数を満たすため、アバターを別の生徒として登録したものの、もちろん本人とアバターは同時に存在できないわけで、大急ぎで入れ替わって誤魔化そうとする…って、ドリフの早着替えコントかよ!(笑) アイデアとしてはカビの生える古さだし、ほかに目を引くネタも無かったので、今回はハズレという評価。

やさしいセカイのつくりかた
学園祭の話。けっきょく平凡な学園(教師)モノ…という位置に落ち着いてしまったか。ジャンルはともかく、ストーリー的にも特筆すべき部分が無い以上、単行本の購入はムリというのが結論。

夢のクロエ
この作品に限らないんだけど、本格的に長期連載を想定して長編のストーリーを動かし始めたものの、面白くない…という傾向が見られるな。やはり季刊誌だと前回までの内容を忘れてしまうし、終わるまで何年もかかるような長話よりも1話でスパッと完結する話を読みたいわけで。

あしたの今日子さん
もう完全に勇者側がメインだな…しかも別に勇者である必要性もなく(←魔法使い役だけは例外だったが“現代社会で生活しているせいで、魔法を軽視する魔法使い”なんて今さらのネタだし)、ただの女子学生がダベってるのと変わらない。そして何より、つまらない。せめてマーリンさんに出番があれば…。

あかとき星レジデンス
弟になりすまして潜入調査中の主人公(←例によって宇宙人)。隣の父娘家庭との関係も良好だったのだが、ある日のこと失踪していたDQN母が帰ってきたことで修羅場モードに突入し、さてどうなる…というところで次回へ続く
連載陣の中では期待の高かったタイトルだけに、楽しいとは言い難い展開を見せられた上に1話完結じゃないというダブルパンチは痛すぎる…まぁ次回(結末)の評価によって、まだどう転ぶか定かではないが。

緋色のマリオネッタ
最終回。ピノキオキカイダーか、どっちの結末を迎えるのか気になったけど、なんとも曖昧な結末で誤魔化したような…まぁ今どき人間賛歌みたいなテーマを訴えるには、よほどパワフルな演出・構成力のある作者でなければ難しいし、これまでの展開からして、そんな取ってつけたようなハッピーエンドになるはずも無かったので、妥当な決着とは言えるか。作画・ストーリーとも俺のストライクゾーンから微妙に外れており、単行本の購入には至らなかったけど。

動研。~菜ノ花高校動画研究部~
こちらも最終回だけど、あっさり仲直りして終わるだけという、何の盛り上がりもない予定調和ぶりが、どうにも打ち切りくさく感じられてしまう…キャラデザは好みだったし、取り扱ったテーマにも興味あっただけに、思いっきり肩透かしを食らわされた気分だわ。

トカレフの危うい城
監視者は見逃してくれたし、話の分かる仲間もできて、すべてトントン拍子にうまく行き、これじゃ順調すぎて面白みに欠けるなぁ…と思っていたところで急転直下。じつは敵の掌の上で踊らされていただけだった!というラストには正直、やられた。
この作品も、作画・ジャンル両面において俺の嗜好とはズレがあるため、単行本の購入にはもうひと押し強烈な何かが欲しいところ。

スキマノスキマ
ペットフードの中身が変わってしまい、ペットが食べようとしない場合には、以前のものに少しだけ新しい物を混ぜ合て与えつつ、次第に新しい物の割合を増やしていけばいい…って、これじゃただのペット飼育How toマンガじゃねーか!(笑) まぁもともと、特に面白いと思っていた作品じゃないから構わないけどさ。

時の消失請負人
前回までの混乱した状況を、ひとまずリセットした形での新展開。画力がジェネシスでもトップクラスなのは分かっているつもりだったけど、ソバカス少女(←じつはジャンヌ・ダルクだったりする)の可愛さは絶品だな…キャラデザに関しては平均レベルが高いせいで、かえって「絵だけで購入決定!」と認定しづらい連載陣の中にあって、やはりこの作品(作者)は頭ひとつ抜けている感じ。
ストーリーも悪くはないんだけど、今回も村を丸ごと焼き払って虐殺・レイプ描写もあり…と、あまり見たくないシチュエーションが容赦なく描かれている点が、マイナス要素なんだよね。
ともあれ、今月末に一斉発売される単行本を買うか否か決める重要な回だったわけだが、けっきょく購入レベルに到達したのは、この作品だけのようだ。

安倍吉俊コラム
オレ自身は(さほど興味の無い事柄なので)他からの情報を全く得ておらず、いち個人の見解を鵜呑みにするわけには行かないが、ここに書かれている通りだとすると国産の電子書籍リーダーの将来は暗そうだな。
相変わらずユーザーの使い勝手よりも、メーカー側の利害関係が優先されたり、保守的な発想のせいで誰も得しない製品が出来上がるというパターンから抜け出せないのか。それにしても「ガラパゴスどこにも売ってない。本よりも手に入りにくいって何だよ!?」というのは笑えんなぁ。

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