木曜日, 11月 11

ex.07 肩車地獄の嫌がらせレベルを上げる

Level.7も基本的には旧版のまま。モンスターについては、個性に欠けるHellounをクビにして、代わりに旧版のときから出番の無かったKelkedorlを復活採用。
またLevel.2に移籍したWightとトレードで、Kephyceを配置。カルマ持ちである第4グループはそのままにしたが、肩車区画はもともと第4グループを倒さなくてもクリアできるので、あまり意味はない。
あえて言えば、親である第1~第3グループのHPをLevel.7相応に引き上げる一方で、第4グループはそのままの数値を維持することで、本家の「なんで親よりも子供のほうが体力高いんだよ?」というツッコミを回避できたぐらいか。
どうせなら、もうちょっと意味を持たせようと考え、外世界での並びも少し調整。Kentro SaurusKelkedorlKephyceと、弱い敵ばかりを連続して登場させる。半ば思考停止状態で倒しまくっているうちにKephyce Childまで虐殺してしまう…という状況へ誘う心理的トラップだな。
ついでに塔内での配置にも若干の変更を加えた。4つ目の塔の中は円環構造になっており、一方だけがドアで塞がれているわけだが、3つ目の環は右回り・左回りともに、ドアを避けて進んでいくとKephyce Childのいる部屋へ追い込まれる仕掛けにしたのである。
さらにCrownが隠された最後の部屋にもKephyce Childを配置。基本的にCrownを囲うように、だが少しだけスキのあるフォーメーションにすることで、うまく誘導すれば殺さずにCrownを拾って離脱できるようなバランスとなるよう心がける。しかもこの部屋の出口は、上述のKephyce Childがいる部屋への通路しか無いという極悪ぶりだ。


第3環と、Crown(←中央の黄色い点)がある中央ルームのmap
中央および中央右の部屋にある赤い点が、Kephyce Childの配置
各部屋をつなぐ通路の、ドアの有無(←ドアありは黄色で表示)にも注目


中央ルーム(画像左)のKephyce Childをうまく誘導して、倒さないよう注意しつつCrownをゲットし、右の通路から脱出する。
しかし中央右の部屋は、初期状態(画像右)ではKephyce Childに通路を塞がれているので…


事前にこの部屋に来て、Kephyce Childを一方の出口側に誘導しておき(画像左)、Crown入手後の脱出の際には、反対側の出口を利用する(画像右)。

またLevel.4に移ったKrakenの代役として、シナリオⅠのKraken(←タコのほう)を充当し、イカと区別するためにGiant Octpusと改名。パラメータの一部はタコの数値を流用し、HPは100倍に、その他は適切なものに改変した。
なおタコの第1グループはBalanceを所持していたのだが、これはシナリオⅡに横滑りさせるとSilver Roseになってしまい問題があるため、“あまり役に立たないアイテムという”連想からMirrorに変更。

さらにMagmanIzajutaの第4グループはパラメータをイジって、通常のFireではなくDeg-Fireを唱えさせる。肩車をするために待っている状態で、アテが外れて交戦状態になった場合、離脱するまでのわずかな時間に確実なダメージを与えようという嫌がらせだ(笑)。
蛇足ながらMagman第4グループのほうは、名前もMagman Generalに改めた。これ見よがしにアピールするタイプのパロディでもないので、気づいてくれる人だけ分かればいいや…というスタンスで。
最後にDoppelgangerの第4グループもパラメータ変更。こいつは本来AGLが異様に低くて、ほとんど止まっているようにしか見えないわけだが、逆にAGLを上限近くまで引き上げ、高速で動かす。
こうすると肩車が成立した次の瞬間にはそのまま上の段まで上がってしまうので、交戦状態に持ち込むことが非常に困難となるはず。

実際にプレイしてみると、作った奴を蹴り殺したくなるような、なかなかムカつく仕様であることが判明(笑)。もともと肩車の成功率は(体感で)およそ2割ぐらいなので、かなりDeg系呪文を食らうことになるし、それを避けようと前倒しで反応してしまうと、せっかく肩車が成立しかけていたのに自分からスカしてしまうことになったり…。
一方のDoppelgangerは動きが早すぎて、肩車状態になったのを視認してから接敵しようとしても間に合わない(←少なくとも俺の衰えた反射神経ではムリ)ので、常時⑧キーを押しっ放しにして、敵のほうからタイミング良く乗っかりに来てくれるのを期待するしかない。
かなり厄介なので、所持アイテムがデフォルトのままでは割に合わないと思い、「動きが早いんだから」という安直な発想でMirrorに変更したものの、実際にプレイしてみるとこれでもまだ不相応だと判断。Ladder(←Winged-Bootsが安価で入手できる本作においては、実質的に換金アイテムである)を持たせることに最終決定した。
ついでにLadderのグラフィックも変更。なんか安っぽい脚立みたいに見えて違和感あったので、思いきってフィールドのハシゴのグラフィックをそのまま(ただし背景となる部分は無色に塗りつぶす)コピペした。サイズ的には(ほかのアイテムと比較して)バランス悪いけど、実際に考えてみるとこれぐらいのサイズのはずだし、個人的には満足。

余談だがRed Potionについても、シナリオⅡよりシナリオⅠのデザインのほうが好きなので、ついでに変更した。

あと、ゲームバランスに配慮してLevel.2のSHOPでの取り扱いをやめた高位のDeg系呪文を、ここのSHOPで取り扱うよう変更。ついでに2軒ならんでいたSHOPを引き離し、品ぞろえの悪いPARARA'S SHOPを手前側に移転させる。旧版ではあまり重要じゃなかった場所だが、これで少しは面白くなっただろうか。

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