と言ってもそんな大げさな話ではなく、基本的にbmpファイルの上書きとmonファイル変換ツールを利用した、パロディネタの強調が目的である。
Level.1
イシター関連では、Were Rat(ヴァンパイア役)とStirge(バット役)を継続利用。残る6種のうち3種を、新たにイシター関連ネタとして差し替えた。この3種は、いずれも行動パターンを飛行可能タイプとする…これはイシター面の迷路を、上下移動できるようにする必要があるため。
そしてこれに伴いmapデザインの一部も、ハシゴだった部分をレンガブロックに変更するなど、より元ネタの雰囲気に近づけた。もちろんこの結果、プレイヤー側も空中移動しなければならないケースが増大すると考えられるため、バットの所持アイテムをWinged-Bootsに変更したり、区画の間をつなぐ塔内通路にも同様にWinged-Bootsをいくつか配置するなどの対処を行なった。
またせっかく4グループ別々の名前がつけられるので、Boalisk(スネーク役)とCharon(マジシャン役)は元ネタに準拠した4種類の名前を設定。Yocholはスーパーローパーが3種しかいないので、通常ローパーから1種を借りることにした。
地上歩行タイプの3種は、配置場所がイシター関連ネタとは無縁の第3区画(肩車ゾーン)であることから、旧版のまま…ただしOrcについてはVer.M/Wにも登場することから、重複を避けてYuan Tiに差し替える。
なお本作では、本来なら次のLevelに登場するはずの強力なモンスターを何種類か、前倒しで採用することにした。サシで戦わず逃げに徹すれば何とかなるだろうとの見通しによるものだが、これがいきなり挫折のピンチ。AGLがプレイヤーを上回るモンスターの場合、塔内(←言うまでもなく戦闘フィールドの外周が壁に囲われており、狭い)の一部屋に4匹ほど配置されると、ほぼ突破は不可能であり、たちまち囲まれて袋叩きに遭うのである。
Ver.SのLevel.4の場合、AGLの高い後半グループが配置されていた部屋は、出口が横方向にあって比較的短い距離を走り抜けるだけで済むため、Candleを利用することで何とかなったんだよね。
しかし今回は、出口までの距離が遠い部屋に後半グループを配置してしまったこともあり、まず進路をふさがれて立ち往生したところに他の敵も集まってきて…という必殺タクティクス(笑)の前に打つ手がない状況。
何度となく挑戦を繰り返してどうにかクリアできたものの、序盤の難易度としては厳しすぎると判断し、他の部屋に配置していた前半グループとのトレードを行なった。
旧版では簡単に回収できたCrossは、DRUAGA'S GRAVE区画からCOMMON ROOM区画に移設。ハイパーウィザードとスーパーローパーの配置された部屋を突破し、奥にいるMarivouxを倒さなければ入手できないようにした。代わりにDRUAGA'S GRAVE区画には外世界への出口を増設し、そこから新規のメッセージSHOPへ通じるようにする。メッセージは当初、元ネタどおり“R.I.P.”だけというシンプル極まりないものだったけど、せっかくなのでLevel.3と関連づけ、ドルアーガの復活を臭わせる内容にした。
【DRUAGA'S GRAVE】 (ドルアーガの墓標) | |
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It has be carved a phrase of "R.I.P." to the surface of tombstone. But the RUBY MACE that is sure to seal DRUAGA is lost!. | 墓石の表面には 「安らかに眠れ」 という言葉が 彫られている。 しかし、ドルアーガを 封印しているはずの ルビーメイスが 無くなっている ではないか! |
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