水曜日, 10月 20

ニュータイプ11月号

今日は早出勤務。昨日が遅出勤務、しかも昨晩は眠りが浅くほとんど寝つけなかったという悪条件で、勤務中は非常に厳しいものがあった。しかし仕事が終わる頃にはメーター振り切ってしまったのか、むしろさらにムチャができそうな気分に陥り、発作的に帰宅をとりやめて、その足でD書店へ向かう。
すでに電撃大王GENESISも発売されていたわけだが、立ち読みフリー扱いであり、在庫が4冊あることも確認できたので、読めなくなる危険性は当面ないと判断。まずはニュータイプ(←こちらは見本誌形式)を片づけることに決定。ところが3分の2ほど読み終えた時点で耐えられないほど気分が悪くなり、読破を断念して翌日に持ち越し。

ストパン2は、今月の◎に加えて最終回特集でも取り上げられるなど、破格の扱い。角川補正なのは分かるけど、あの最終回を手放しで賞賛するような内容なので、なんとも不自然なヨイショぶりだと思わざるを得なかった。
同じく最終回特集で大きく取り上げられたけいおんの記事が、かなりファンの心情に近い目線で(←素のファンとしての思いを綴っただけの、ある意味でプロのライター失格と言われかねない)作品の終結に対する感慨を語っていたのに較べると、いかにも「仕事で書かされました」感が漂ってくるんだよね…。

同じ角川補正でもガンダム00劇場版に関しては、まぁ扱って当然だろうから特に不満はない…作品を見ていない以上は批判のしようも無いし、00に較べてユニコーンの扱いが悪いのも、今に始まったことじゃないしな。
しかし第1巻の大成功に加えて、池田ボイスのフロンタル登場ということで、ユニコーンに対する期待度は今がピーク──言わばタロットカードにおける“世界ザ・ワールド”──なんだろうなぁ…このさき徐々に盛り下がっていくのは致し方ないとしても、現時点では充分すぎる期待感に満ちていると思うんだが、これでもプロデューサーとしては右肩下がりの不安が拭い切れないのか、PVの公開時間を2倍に増やすという大盤振る舞いを断行。あとさき考えない過剰なサービス供給は、のちの息切れを早めるリスクが高くなるわけで、あまり手放しでは喜べないわ。
シリーズ後半にはブライト登場が確定、さらにカイの登場も匂わせる発言があったものの、“有名キャラを引っ張り出して旧作ファンを釣る”というような、過去シリーズの遺産に頼るだけの姿勢というのは感心できん…もちろん、この作品の性質上、そういう要素を切り離せないのは百も承知だけど、そのうえで新しい魅力を提示してみせるのも、この作品のテーマであるはずだし。

STAR DRIVERの“銀河美少年”は、地球の言葉に翻訳できない概念に対し、とりあえず近い言葉を当てはめてみた…という感じなのだとか。設定もキャラも2クールで消化し切れるか不安になるような量なのに、早くも脚本がパターン化して守りに入ってしまっているように見えることが、ギアスでは感じられた“先の展開が読めないワクワク感”や疾走感を得られない原因なのかも。

秋クール新作特集は、他誌と似たような内容。やはり開始直後なので深いところまでは踏み込めないのだろう。イカ娘に関して水島監督が「後半からは変化球」と述べていたのが不安要因…今のままで充分に面白いし、余計な方向転換しないほうが無難じゃなイカ? ヘタすると俺も右肩下がりに加担することになってしまうぞ。

残り3分の1は、21日(泊まり勤務)の休憩時間を利用してD書店を訪れ、読み終える。できれば近くのコンビニでサンデーも読んでしまいたかったのだが、時間が足りなかったのは残念。
米たにヨシトモは近ごろ音沙汰なしだなと思っていたら、老人介護地獄にハマっているとか。アニメ雑誌に相応しくない、ヘビーな現実を突きつけられる話題だ…。
ゆうきまさみコラムは、引きつづき非実在青少年条例が題材…本質的な危機は去っていないにも拘わらず、すでに過去の事件となりつつあるな。「イメージCVが山寺宏一と田中敦子になるようなキャラデザで」と指導する当局の人もアレだけど、ネタとはいえ「釘宮はNG」って具体的に名前を挙げるのは、いいのか…?
吉野コラムは講師バイト時代の犯罪歴を暴露…テストの採点するフリをしつつ電童の脚本を書いていたそうな。行為それ自体は不問に付すとしても、電童がクソつまらなかった罪は重いので死刑確定だな(笑)。

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