月曜日, 10月 4

ぱふ11月号

今日は泊まり明け。あまり好きじゃないシフト(←勤務時間のタイミングが悪く、食事や睡眠が取りにくい)で気分が乗らなかったせいか、あまり眠れないわケアレスミスするわで、どうにもテンションが下がる。
それでも仮眠をとった後はマシになったので、例によって陽が暮れてからD書店へ出発。ただし出かける直前にソーメンを切らしていたことに気づき、業務スーパーへ買い出しに行った影響で、閉店までにぱふを読破できないという失態をしでかす…まぁ明日ヤングエース(←見本誌形式で立ち読み可能なことを確認済み)といっしょに、まとめて片づけるしかあるまい。

巻頭特集はイナズマイレブン。ここ最近の人気を考えれば取り上げるのは遅いと思ってしまうが、いちおうマンガ紹介雑誌の立場としては、コロコロコミック連載のコミカライズ版をメインに据える必要があるので、いろいろ難しかったのかも。
それにしても、いかにもコロコロ連載作品という絵柄で、懐かしさと気恥ずかしさが半々という複雑な心情にさせられる。作者いわく、いちばん(絵的に)描きにくいキャラは鬼道だそうで「ゴーグルが難しい」との事…だが俺としては“あの”髪型が、妙にリアルになってしまっているのが原因ではないかと言いたい。アニメ版では(彩色指定がプレーンになっているおかげか)さほど気にせずスルーできたのに、モノクロでしかも陰影なんか付けるから…無数のエビフライが頭から生えてるようにしか見えねー!
連載開始はゲームやアニメに先行したにも拘わらず、途中で追い抜かれた(←これはメディアの宿命だな)ことで、先の展開がネタバレしてしまっている…という状況で、いかにして盛り上げるかに心血を注いだそうな。その甲斐あって、鬼道が助っ人として現れたシーンが、ベストのコマに選ばれたとか…鬼道ファンとしては嬉しい限りだが、そんな彼が初登場した際に円堂を「クズ」呼ばわりしていたのは衝撃的だった…そりゃ当初は敵役だったわけで、それを子供向けに分かりやすく描く必要があったのは理解できるものの、さすがにこれは性格悪すぎじゃないかと。

次の特集は、まんが家になるには? オタ向け作品を多く目にしていると、最近は“同人やWeb上で活動していてスカウトされる”というパターンが増えたように感じられるけど、実際はまだまだ“持ち込みからのデビュー”という昔ながらの形式が主流だそうな。
それぞれのパターンについて、実際にデビューしたマンガ家がインタビューされているわけだが、どうしても例のサンデー騒動の後では、藤田和日郎の話を素直に受け止められなくて困る…「編集者は第一の読者です」と言われてもねぇ(苦笑)。
他には“専門学校に通ってスカウトされる”という方法が紹介されていたけれど、例として挙げられていた京都精華大学のマンガ学科は、まだ設立から日が浅いこともあり、学生側からの意見も取り入れたりしながら発展させて行こうという状況らしい。アニメーションの専門学校なんかだと、ほんとうに上手い奴は在学中からどんどん現場に採用されてしまうので、いつまでも学内に残っている奴のほうがダメ…みたいなイメージがあるけど、実際はどうなんだろう?
またマンガ家志望の女性について、最近では少女マンガ系が減少しており、代わってスクエニ系の青年誌・少年誌が増加しているとの事…雑誌の売り上げには詳しくないが、アニメ化される作品の割合を見ると、確かに業界の勢いとしてはそんな感じだよねぇ。

夏コミレポートによれば、初日の人気ジャンルは相変わらずのヘタリア(←ただし増加傾向には歯止めがかかり安定した様子)に戦国BASARA、そしてもちろんイナズマイレブンあたりだとか。続く2日目は男性向けの東方と、腐女子向けのデュラララが双璧だったらしいけど、前回の反省が活かされて東方関連に大きな混乱はなかったそうで、スタッフGJだな。今年は熱中症対策にも力を入れたという話だが、ほんとにご苦労さんだねぇ。まぁ今年は異常なまでの酷暑だったにも拘らず、コミケ開催期間中だけは比較的涼しく過ごし易かったという、まさに奇跡のような天候だったらしいし。

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