木曜日, 9月 30

アワーズ11月号

電撃大王を読み終えた時点でまだ少し体力に余裕があったし、先月惑星のさみだれが完結して読むものが減っているはずだから何とかなるだろう…との楽観的見通しに基づき、引き続きアワーズも立ち読み。

それでも町は廻っている
犬ならともかく、猫って飼い主に懐いてくれるものなんだろうか?(←飼ったことないので分からん) さすがに大切なペットを譲るわけにもいかないだろうし、どう言えば円満に返してもらえるかと悩んだが、「家族なんです」とは見事な殺し文句だな。

天にひびき
男女問わず、キャラ一人ひとりにスポットを当てていく構成らしい。まぁ底の浅い萌え系作品ではない以上、男キャラもしっかり下地を固めておかないと、今後の展開に深みが出ないわな。
というわけで、エリートのボンボンに見えた彼も、じつは父親の会社が倒産したせいで夜中バイトに勤しんでいたり、スカした言動の奥に熱いものを持っていたりするのです…という話。
祖父が指揮者だったせいで不安定な生活を余儀なくされ、その反発から経営者となった父だが、不景気で会社が倒産してしまい…けっきょく絶対的な安定が得られないなら、自分の好きなことをやるだけだという人生訓を得てしまったのね。でもそういう開き直った心の持ち主はイザという時に強さを発揮するだろうし、なにより“やりたい事”があるという時点で羨ましくもある。

ナポレオン~獅子の時代~
やっぱりアブキール戦は本編で描かれないのね…代わりに大陸軍戦報で詳細に記述されていたけど、トルコ軍の敗北は陣地構築のミスが原因で、フランス軍の戦死者はイギリスの艦砲射撃によるものが大半だとか。トルコ軍がアホなのか、目ざとく陣地のスキを突けるナポが凄いのか(←本編でシドニー・スミスも「あいつ陸ではメチャクチャ強い」と言ってたし)。
帰国の大義名分ができたナポは、久しぶりに悪魔的微笑を浮かべていたな…ジュノーに対しては、さすがに思うところがあったようだけど。置き去り組の大半は後に再登場するはずだが、どんな再会シーンになることやら(笑)。そもそも帰国の過程は描かれるのだろうか? ビクトルがヒドい目に遭うチャンスだから、作者としては喜んで描きそうな気がしてきたぞ。
しかしナポがコッソリ帰国する様子は、まんま夜逃げにしか見えないな(笑)…備蓄もゴッソリ持ち去ってるし。ランヌは当然としても、ミュラも連れて帰ろうとするのは、それなりに評価していると考えていいのだろうか?

ドリフターズ
戦場で死に方なんて選べないだろうけど、ウンコ付きの矢が当たって死ぬのだけはイヤだな。
与一の回想に登場した義経が、思いっきり悪人顔だったのは複雑な気持ち…。敵方に加わっていて、与一と因縁の対決!…なんて展開もあるんだろうか?

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