水曜日, 9月 8

ヤングエース10月号

ルーチンワーク(←悪く言えば、単なる惰性)として読み続けていたが、ちょっとしたキッカケで読むのを一旦やめてしまうと、モチベーションを元に戻すのは困難なんだよな。いちおう今月号は読んだものの、大半の作品は「どうせ単行本買うほど面白くもないし、もう別に読めなくてもいいや」と冷めた評価になってしまう。
まぁ来月になれば気分も変わって、遠征してまで読みたくなるかも知れないし、普通にD書店で立ち読みできる可能性もあるわけだが、とりあえず今後の立ち読みは無いものとして、単行本を購入するかどうかを含めた現時点での評価をしておく。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん とっておきの嘘
漫才ギャング

ともに新連載。第1話を読んだかぎりの印象では、前者はサイコホラー系で後者がヤンキー系と、どちらも俺の好みから程遠いジャンルらしい。やはり最近の編集方針としては(悪い意味で)普通の青年誌系を志向しているように感じられる。
ツカミとしても特に見るべきものが無かったので、今回で切り…まぁそもそも、ヤングエース自体を読む機会があるかどうかも不明なわけだが。前者はキャラデザも今風で、見た目は悪くなかっただけに惜しい。

大好きです!!魔法天使こすもす
魔法少女といえばパートナーの使い魔! というわけで手近なヌイグルミなどに融合するのが定番の展開なワケだけど、ハプニングの結果ぱんつに融合してしまいましたとさ…どこかのエロマンガで読んだような記憶があるのだが、何だったっけ? そういえば西川魯介作品で、メガネ型宇宙人なんてのもいたな。
そして魔法少女になったからには、困っている人を助けなければ! というわけで最初の標的に定められたお兄ちゃんの願いは「スカートをめくりたい」でした…イヤイヤながらも魔法でスカートを出現させたものの、お兄ちゃんガックリ。ひょっとしてスカートの中身も欲しいのかな?と気づいてパンツも出現させたものの、やはりお兄ちゃんガックリ。
やはり、これらは穿いてこそだろ! そして脱がせられなきゃ意味ないだろ! …と我を忘れてコトに及ぼうとするお兄ちゃんだが、それは普通に犯罪だから! 現実の女の子に手出しせず、代替品で妄想し我慢する姿勢こそが、真のエロ紳士に求められる嗜みだろうに。
現時点では単行本買っても悪くないレベルだよなぁ…もうちょっと様子を見たいところではあるんだけど。

もぎたて☆アイドル人間
今回はラジオのお仕事…って、ひょっとしてO/Aにケンカ売ってる?(笑) 今月分のネタ自体はことごとくハズレだったけど、これまでの蓄積があるから単行本購入レベルという評価は変わらず。

O/A〔オー・エー〕
顔見知りのお笑い芸人やらライバル役のアイドルやら、“2人1役”という正体がバレるとヤバい相手が勢ぞろいして、レストランで同じテーブルを囲むという危機的状況。どうやって誤魔化そうかと知恵を絞り、あの手この手を繰り出すコメディ展開…になるかと思いきや特にそんなこともなく、いきなり踏み込んできた警察関係者に全員しょっぴかれて強制終了という強引かつ意味不明な結末に唖然…。
銀魂の鍋回とかトイレットペーパーが無い回(←あれはパクリらしいが)のような、激しくもバカバカしい心理戦が繰り広げられることを期待したのに…今日は単行本を買ったものの、最近はもう全然ダメになってしまったらしい。

シュガーダーク 埋められた闇と少女
どうやら設定バラし回のようだが、ほんとに何のヒネリも無く、単に“人間を襲うバケモノを退治する”というだけの話だったら、肩透かしもいいところだぞ。まぁ四散したバケモノの肉片を持ち帰って研究しているらしい、なにやら怪しげな連中も登場したので、まだ何か隠されているとは思うけど。
仮に設定面が直球勝負だとしても、キャラクターの描写さえ良ければ(ラノベ的に)文句は無いワケで、その意味では今月の展開は及第点。脱走の手がかりを求める主人公から「友だちになってくれ」と求められ、躊躇するヒロインの反応が可愛い。ただし単行本購入に至るまでの圧倒的な魅力があるというわけでもなく、いま少し経過観察する猶予が欲しかった。

廃人様のエンドコンテンツ
今月のベストヒット。有り余る所得のすべてをゲームにつぎ込むという社会人ゲーマーが新たに登場。課金アイテム購入は言うに及ばず、レベルアップその他のプレイ全般に至るまでを代行屋に任せるという、ひたすらカネに飽かしたそのプレイスタイルに、思わず「何のためにゲームしてるんですか?」とツッコまずにいられないヒロインであった(笑)。
正直、この作者の画力は微妙(←少年マガジンで「もうしませんから」を連載してる西本英雄に近い?)なんだけど、こういう“ヘンな男キャラ”を描くには相性がいい感じだな。

絶対少女聖域アムネシアン
次回から新展開ということで、裏設定バラしを兼ねた過去エピソード…という解釈でいいのか? まぁ実態は、幼い頃のヒロイン2人がキャッキャウフフしてる様子を描いただけなのだが(笑)。元から単行本購入が念頭にないタイトルなので、どうでもいいけどね。

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