月曜日, 7月 12

ポジティブレッスン (アクションコミックス)

ニュータイプ立ち読みの代償として、O書店で購入。ノーチェックだったけど、新刊案内メールのおかげで助かった。他の候補としてはクレイモア第18巻夏目友人帳第10巻もあったけど、それらは在庫に余裕があって、いつでもどこでも買えるだろうから後回しということで、こちらを優先。

前巻がイマイチだったので今回ややハードルは下がっており、そのおかげか“とくに良くも悪くもない”というレベルの評価だった。 「給料が遅配」だの「ボーナス出ない」だの、世相を反映した辛気臭いセリフが多いな(苦笑)…この作者の作品に、そういうのは求めてないんだが。
1本目の話を連載にしなかったのは、正しい判断だ(←オチを読んで「まさか連載か!?」と不安になっちまったよ)…というか、作者の連載モノって「ほ~むめいどしすた~ず」ぐらいだったような。アレはまだマシだったけど、連載モノってダラダラ展開やら余計な新キャラ投入やらで失速するパターンが多いんだよね。単発読み切り作品でもハズレなのは困るが、そんな作品が連載とかされたらダメージ倍増なワケで…。
5本目の、ヒロインがラブプラスに対抗しようとする話なんかは、いかにも最近の佐藤作品らしいノリ。ナース属性は無かったはず(←3次元のイメージが強いせいか?)の俺だけど、6本目に登場したナースの絵柄には少し惹かれた…といってもナースキャップに対して、かぶり物フェチの血が騒いだだけなんだけどさ。
10本目に登場したヒロインは(この作者としては珍しく)照れる表情とか仕草に萌え要素多めで、一番のお気に入り。ただし設定(ストーリー)面では、アタマ悪い展開が多い佐藤作品の中でも“ありえないレベル”の高い一品と言える…なによりオチがヒドいし(笑)。
エロマンガとしての実用性では、抱きつき癖のある幼なじみが登場する7本目がトップか。それでも昔の作品に比べると、ページ数や作画的なコダワリが少なくなっている印象で、この点では辛口評価とならざるを得ない。
そして、あとがきの「今回も貧乳率0%でお送りしました」に血の涙…。贅沢は言わんから、せめて普通サイズにしてくれ!

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