土曜日, 7月 3

お釈迦様もみてる スクール フェスティバルズ

ヤングエース立ち読みの代償として、D書店で購入。ノベライズ版の君に届けは平積みだったのに、こちらは棚差し…アニメ化されて今が旬な作品と、すでにブームの終わった作品との、扱いの差か。
明日は待機時間の多い勤務なので、できるだけ読み進めたいところ。

7/06追記

祐麒「うんこでも漏らしましたか」
柏木「君のうんこはこういう匂いなのか」

コバルト文庫としてはギリギリの会話っぽい…まぁ死んだ魚の目をした日光月光がウンコ漏らしたり、チャイナ服着た瞳子がゲロを吐くような展開なんて、全く望んでいないけどさ(笑)。

今回は、祐麒視点による花寺の学園祭と、(おもに)柏木視点によるリリアンの文化祭という2部構成。
前半の見所は、ランポー先輩の壊れっぷり(←温厚なように見えて、やはり相当ストレス溜まってたのを、ここぞとばかりに発散してるんだろうなぁ…)と、熊男のサプライズ登場だろうか…いや、すっかり忘れてたけど花寺の教師であるという設定上、いつ出てきても不思議じゃなかったわけだが。
前半パートは全般的に(祐麒の視点なので)薔薇様の描写は曖昧にされており、ブレスレットに興味を持ったのが3人のうち誰かは不明…だけどあのセリフを発したのが黄色だとしたら、実際に逢う前から縁があったことになるわけで、なかなか思わせぶりな記述と言えよう。
祐麒は生徒会メンバーとの関係も順調で、人脈および好感度を蓄積しつつ、公私に渡って柏木を的確にサポート…と、着実にイベントを積み上げているようだが、あまり波風が立たない展開ばかりなのも退屈だし、そろそろ動きが欲しいところ。次にマリみて側とリンクするイベントって、もう次の文化祭に向けた打ち合わせの時(←「涼風さつさつ」の頃)まで無いんだっけ? すると大きなモメゴト候補としては、柏木の卒業(=生徒会長職の引き継ぎ)のほうが早そうだ。
あと、女性の姿を見ただけで興奮しまくる男子校生ども…おまえらはゼントラーディかっ!?(笑)

後半パートは視点が変更されているとはいえ、基本的にマリみて第1巻の内容を使い回しているわけで、ボッタクリと言えなくもない…総ページ数は他の巻と変わらないのに。
実写映画化と、それに伴って新装版マリみて第1巻(←表紙と挿し絵を実写版の写真に差し替えたもの)が発刊されるタイミングに合わせて、こちらも同じように文化祭の話を取り扱ったのは、偶然か、あるいは意図したものなのだろうか?
あとがきで触れられていた“困った出来事”というのが何なのか気になる…映画について「イメージと違うキャストを押し通された」とか「不本意に脚本を変更された」とかだったりして。

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