火曜日, 6月 1

ぱふ7月号

昨日(夜勤明け)は、歯の治療と爆睡で一日が終わってしまった。
そして今日(休日)も、昨日からの眠気を引きずって昼ごろまではゴロゴロ…まぁ手元にSFマガジン(←昨日、図書館で借りたもの。ここしばらくは予約を確実に抑えることに成功しており、月末の貸し出し開始と同時に借りられている)がある状況なので、わざわざ本を読みに出かけなくてもいいや…という気分になってしまうのも大きいな。

それでも一応、夕暮れ時には家を出て、通勤電車でD書店へ。V書店でメガミマガジン娘TYPEが立ち読み可能なのを確認したこともあり、ぱふを優先して片付ける(←ついでにガンダムエースの残りも読破)ことにした。

おもな特集は“解決まんが”(←探偵・推理モノよりは、もう少し範囲が広い)とか男装女子&女装男子などだったが、とくに目を惹かれるような新規タイトルは無し。
作品単独としては、今更ながらテルマエ・ロマエが取り上げられており、現在連載中である新シリーズの内容をネタバレされないか戦々恐々としながら目を通したものの、幸い紹介されていたのは、既読である単行本第1巻収録分のエピソードのみ。後半の著者インタビューによると、もともとはTVレポーターなども含めマルチな仕事をこなしていたそうな。
そして今月号でも引き続き、非実在青少年条例の問題が取り扱われている。確かにこの件に関しては、女性が大きな声で反対を表明してくれることが、大きな力になりそうだ。

告知コーナーではハガレンが最終回を迎えたと記載されていたが、そこに書かれた「ダークファンタジー」という分類に違和感を覚える…そりゃあホムンクルスが出てくるし人は死にまくるし、該当する要素もあることは否定しないけど、ファンタジィ小説の流れをくむ本来の意味でのイメージからすると、そこに含めることにはためらいを感じざるを得ない。
「ならば、どのジャンルが適切なのか?」と問われると、返答に窮してしまうのも事実…大ざっぱだが“少年マンガ的な味つけをされた、ハード系ファンタジー”ぐらい? 確かアニメ夜話の公式本で「大ヒットしたにもかかわらず、ガンダムやセーラームーンのように、類似のジャンルやテーマ性を持った作品が後追い制作されることは無かった、ワン・アンド・オンリー的な傑作」みたいな評価を読んだ記憶があるんだけど、こういうテンプレ的なジャンル分けに収まらない作風だったことも、亜流作品を作りにくい理由のひとつだったのかも。
ちょうど今読んでるSFマガジン先月号が“スチームパンク・リローデッド”と銘打った特集を組んでいて、それによると近年におけるスチームパンクの定義は大きく変容している(←かつてハードウェアとしての蒸気機関やディファレンス・エンジンに魅了された身としては正直、困惑してしまうのだが)との事。旧来の定義に比べてファンタジー寄り…ぶっちゃけ「何でもアリ」の方向にシフトしているという解釈なんだけど、いっそハガレンもスチームパンクという結論で(笑)。

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