水曜日, 4月 28

ドラえもん 7 (藤子・F・不二雄大全集)

同様にPCメールで、予約していたSFマガジンの貸し出し準備ができたと図書館から報告があり、電車に乗って受け取りに向かう。
普通ならこんな面倒なことはせず、次に出勤した際に受け取りに行くのが当然ではあるのだが、今回の場合、明日の勤務シフトが予備待機なのでヒマを持て余すことが予想され、さらに先ほど立ち読みの代償を払い損ねた失態を早々にフォローできるというメリットもあるので、迷いは無かった。

そんなわけで、まずは閉館間際のギリギリのタイミングで図書館へ駆け込み、貸し出し手続きを済ませる。しかし閉館3分前とはいえ、まだ開いているのに「本日は閉館しました」の立て札を掲示するのはせっかち過ぎるだろ! 危うくあきらめて帰ってしまうところだったぜ。
その後、D書店でドラえもん第7巻を購入し、さっそく帰りの電車内で読み始める…まずはSFマガジンから先に手を付けるべきなんだろうけど、そういう気分じゃなかったので。

既読タイトルの中では、「おおかみ男クリーム」がダークホースの面白さ。初期作に散見される“ドラえもんが暴走、もしくは自滅する”パターンは、笑えるものが多いと再確認。そして「立ちユメぼう」の前半や「ジャイアンシチュー」のオチのようなブラック系のネタは、辛味や苦さと同じで、大人になると味わいが増すな。逆に「人間切断機」は期待しすぎたせいか、それほど爆笑できず。
未読タイトルの「人間用タイムスイッチ」は、のび太と同じ失敗(←午前と午後を間違えてアラームをセットしてしまう)をやらかした経験のある身としては、素直に笑えないので困る。
巻末の解説は瀬名秀明。SF作家ならではの視点でアプローチしてくれるものと期待していたのに、一介の読者としての思い出語りに終止していたのが残念。

0 件のコメント: