火曜日, 3月 30

アワーズ5月号

今日も早出勤務。帰りの電車を途中下車してV書店に立ち寄り、アワーズを立ち読み。

トライガン
劇場版の宣伝のため、特別編(←今回は原作者本人による)を掲載。死刑肯定論者としては、やはりヴァッシュの不殺って鼻につくんだよね…まぁ作者はそれを自覚した上でテーマにしてるんだから仕方ないけどさ。徹底的に矛盾を糾弾されながらも貫き通した、かつての本編と同レベルのテンションで描くなら認めなくも無いんだが、尺的にそれは難しそう…同じ理由で、劇場版も期待薄ではないかと。
惑星のさみだれ
意外と潔く往生したアニムス。それを看取りつつ、騎士が死んだときに涙を流さなかったことを詫びるアニマ。お互い殺さないという前提で戦う騎士たち…と、キャラの言動がいちいち心地よくて、読んでて清々しいわ。巻末コメントによると、作者も楽しんで描いてるみたいだし。
今さら死人は出ないだろうと予想はついたけど、そのために風巻を秒殺──いや死んでないけど(笑)──したり、白道さんを“タマネギ”(←“茶巾”とも呼ぶらしい)状態にして、またもやお嫁に行けなくしたりと、夕日の暴れっぷりがすごい。さみだれとコンビ組んでフォロー役に回る(←ディレイ系の呪文を連発する役回りね)というならともかく、まさかソロであそこまで戦えるとは。
まぁそれも前座であって、次回はいよいよ姫の説得という大一番。感動の雨を降らせて欲しいものだ…と言って目いっぱいハードルを上げつつ待機。
天にひびき
大勢で押しかけて、みんな仲良く鍋をつつく…これも青春だねぇ。ただし季節は初夏だけどな!
コラムは楽譜に関して。「全ての楽器の譜がまとめて載っているのか?」、「演奏中は自分でページをめくっているのか? あるいは丸暗記しているのか?」という、昔から抱いていた疑問が氷解した。
ブレイドブレイカー
新連載。せっかくの全裸幼女なんだが、アワーズ系の作品に萌え絵を望むのはナンセンスというものだし、このぐらいでも頑張っている方だろう。人ならざる妖刀の鞘が云々~という設定に新規さは全くない(←そもそも期待もしていない)から、実際に話の中身が面白いかどうかが勝負なんだけど、そこに至るまで読み続けられるかどうかが最大の難関であって、そのための餌としては、やはり絵柄やキャラクターなどに魅力がないと厳しい…というパラドックスがあるんだよなぁ。
ナポレオン~獅子の時代~
フェリポーがいい感じに狂ってるな…「胸が張り裂けそうだァ!」(ヒャハハ)の次のコマで「あべし!」と叫びながら肉片に変わっても、全く違和感なさそうだ(笑)。
二重防壁のアイデアはよくあるパターンではあるものの、実際にやられたらイヤだろうな。ヴィクトールを使えば手早く塹壕を掘れるのに…と思ったが、図体デカイから速攻で狙い撃ちにされるか。しかし大陸軍戦報によると「無理して攻略する必要はなかった」とか、身も蓋もないんですけど。
ビクトルは、またいつの間にか小物に戻っているように見える。そこそこベテランの風格が出てきたように見えたのは何だったんだ? ケツ掘られたショックで一時的に悟りの境地に達しただけか(笑)。

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