水曜日, 9月 9

今月のニュータイプ&その他

今日は夜勤明けということで、例によって日が暮れてからD書店に出かけ、ニュータイプの立ち読み。閉店まで1時間しか無かった上に、日経TRENDYと別冊マガジンを片づけることを優先したため、最後の何ページかを読み残す…まぁ、それでも予想よりは早く読み進められた(単に、熟読するような記事が少なかったせいだけど)。
帰宅後はスーパーに遠征して、サンデー&マガジンを立ち読み。すっかり涼しくなった──朝と晩に限っての話だけど──ので、耐熱レベルを2段階引き下げた(=首に濡れタオルを巻くのをやめ、靴下をはいてサンダルから靴に換装)。残念ながら半額寿司は早々に売り切れてしまったようで、成果なし。

日経TRENDY
先日の通勤電車で拾い読みしたスポーツ新聞に広告が掲載されており、その中の「ガンダム狂想曲2009」という見出しに興味を惹かれて読んでみたのだが、上っ面を軽くなぞっただけで中身のない記事だった。

ぷあぷあ?
「ぷぎゅる」でヒサメが一番お気に入りだった立場から言わせてもらうと、この作者のキャラの魅力は白髪(=ベタおよびトーン無し)にあるわけで、長女および次女が黒髪(ベタ)の時点で駄作確定…というのは言い過ぎだけど、なんかテンポが合わないんだよね。間にもうひとコマはさんだら丁度いい感じ。
「ぷぎゅる」は普通に読めていたので、それ以降に俺あるいは作者のテンポがズレたか、あるいは(これが一番ありそうだけど)俺が読み急いだのだろうか。
そんな未来はウソである
「みなみけ」──と言うより、ヤンマガ自体──を読まなくなって久しい。少し前にたまたま電車内で拾い読みしたところ、相変わらずキャラデザ劣化&ページ真っ白(ベタおよびトーン皆無)のままだった。ネタのつまらなさについては言わずもがな。
さすがに新連載という事もあってか普通に描き込み(ベタ&トーン含む)はされていたものの、タッチを劣化以前の状態に戻すことまでは出来なかったようだ。ストーリー的な掴みはやや弱めで、通読している雑誌の連載だったならもう少し様子を見てもいいのだが、「新たに(雑誌ごと)通読スケジュールに加えよう」と思わせるほどのパワーは無かった。
じょしらく
「絶望先生」が数を撃ちまくるスタイルなのに対し、こちらは一つのネタで引っ張る様式。久米田としては、「絶望」1本分とするには弾数の足りなかったネタを、放出してリサイクルさせた…といったところ?
必然的にネタ密度は「絶望」より希薄な雰囲気だったけど、最後の「返せー!」(←人とか領土とか著作権とか)で一気に久米田カラーが出たな。しかし本来は“数あるネタの中に政治ネタも混じってる”ぐらいが適切なのであって、ここだけ突出してしまうとバランスが悪く感じられる。

ニュータイプ
付録で、ようやくヱヴァ破について大々的に特集が組まれたかと思いきや、過去の関連記事をまとめただけって…相変わらず制作側の情報規制は厳しいようだな。まぁネタバレ混じりの読者投稿が掲載されているあたり、完全にダメというわけでもなさそうだけど。
対してサマーウォーズのほうは、いかにも放映終了したので総括…という感じの記事。細田は自身の演出の方向性が“クール”だと述べていたが、「ウォーゲーム」はともかく「どれみ」のエピソードは思いっきりエモーショナルだったし、「時かけ」も──俺自身は共感できなかったけれど(←するような歳でもないし)──どちらかと言えばそうだろう。まぁ音楽その他の要素が加わることで、思いもよらない効果が生まれるのはよくある事だ。あと「隙のない3DCGよりも、隙のある手描き作画のほうがいいよね」という意見には全面的に同意。
都筑真紀のコラムが連載開始。内容は可も不可もなしと言ったところだが、なのは&フェイトのイラストが可愛かったので善し。
キャラ人気投票ではヱヴァ勢が軒並み後退し、代わりにハルヒ勢がトップに…ヱヴァの放映がピークを過ぎたのと、エンドレスエイトの火消しという分かりやすい背景が垣間見えるな。ネット上の騒音と角川の捏造ランキング、はたして現実の人気に近いのはどっちなのやら。
書籍コーナーでは、佐藤竜雄が「ハックス!」を薦めていたのが意外だった。“アニメ業界で注目”という本編トビラの煽り文句はホラじゃなかったのか…。

絶望先生
背景描きで個性を発揮してしまったアシスタントもひどいが、個性的すぎる謝罪ポーズ個性的すぎるストーキング方法がツボに来た。そしてオチのネコ自殺は、この作品にあるまじき可愛らしさ…。先週に続いての良回連発であり、この調子であと2回ほど当たりが出れば単行本購入を考えなければなるまい。
生徒会役員共
先生が犬好きなのは、公の場所でチンチンと言えるから・・・というネタが、余りにもくだらな過ぎて笑ってしまった。
だぶるじぇい
本格的な伝統芸能を習得した萌えキャラが登場。作画レベルも安定しており、この作品の元来あるべき理想の姿がようやく見られる…と期待したのに、オチで大ハズレをやらかしてしまい、すべて台無し。

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