火曜日, 7月 14

コミック版エヴァがとんでもない事に

午前中はxanadu関連の作業をもう少し行なうつもりだったけど、思ったよりも早くHDD温度が上限に達したので予定を前倒し、勤務開始より1時間以上早く出勤してD書店でヤングエース、ゲッサン、アニメディアを立ち読み。代償としてネット注文しておいたワンナウツ第15巻を購入する。
ヤングエースは発売からかなり時間が経っていたので心配だったが(以前とは陳列場所が変わっており、売り切れたのかと焦った)、まだ何冊か残っていたので一安心。非常によく似た表紙の本(コミック版エヴァの総集編か何かだったかな?)が隣りに並んでいて、あやうく間違えるところだった。

エヴァ
巻頭カラーの劇場版ヱヴァ特集は、特に目新しい情報なし(←NT誌より先に発売されていたのだから、考えてみれば当然だわな)。
本編は、長らく休載してようやく再開したと思ったら、旧劇場版をなぞるだけの展開で肩透かし・・・と油断していたら、射殺寸前のシンジの前に現れたのがミサトではなくゲンドウというあたりから急変。掌のアダムによるATフィールド使って戦自隊員を蹴散らすわ、ユイの愛を横取りした形のシンジに向かって恨み言をぶっちゃけるわ、神の計画と世界に対し復讐するつもりでシンジにも同じ生き方を選ばせようとするわ・・・アニメ版よりも性格が悪くなっとるな。
遅れて駆けつけたミサトが「ちょっと待った!」コールかけて次回への引きになったわけだが、ここの選択肢でどうするかによってエンディングが分岐するのはまず間違いないので、ゲームなら取りあえずSAVEしなくてはならないところだ(笑)。「ゲンドウに従って世界に復讐する」または「どちらも信じずに引き篭もる」を選べば、恐らく旧劇場版ENDへまっしぐら。HAPPY END狙いなら「ミサトを信じる」を選ぶのが無難なんだろうけど、そっち方面は今回の新劇場版でやってくれそうな気もするし、果たしてシンジ(というか作者)の選択は?
先週「破」を見て「おおっ!?」と思ったばかりで、またすぐに似たような衝撃を味わえるとは予想外だったけど、こっちのほうが先に続きを見られそう(まさか、ここから再び長期休載とか言わないよな?)で、生きる楽しみが増えた。「ヱヴァ特集を読むついでに、いちおう確認しとくか」程度のつもりで読んだだけなのに、思わぬ収穫だわ。
アゲハを追うモノたち
タイトルから想像がつくように、"エルフを狩るモノたち"の矢上裕による新連載。
ヒロインの死刑囚が己の無罪を証明すべく、小宮山愛理ばりの演技・変装能力を駆使して脱獄。そのダシにされた看守(淳平のそっくりさん)は彼女を追い、変装を見破る唯一の手がかりである背中のイレズミを確認すべく、目につく者を片っ端から脱がす!・・・って、またこのパターンかよ(笑)。
前作"ヒッカツ"や"エル狩るリターンズ"は手堅い作りだったけど、単行本を買おうと思わせるには何かが足りないという評価だったので、今回こそリベンジを達成してもらいたい。
サマーウォーズ
"時かけ"が大して面白くなかった、"ぼくらのウォーゲーム"の焼き直しにしか見えない、芸能人を声優に起用・・・と、見る前からマイナス要素テンコ盛りで食わず嫌い状態だったものの、いざ読んでみると導入部分はコンパクトかつ適度の「引き」を配置した「読ませる」作りになっており、素直に続きが楽しみと思ってしまった。
まあコミック版は棒読みセリフが聞こえないからかも知れないけど、「芸能人だけどうまい」あるいは「良い棒読み」といった例も無きしにもあらずなので、実際に見るまで偏見は持たないでおくか・・・と言っても確認するため劇場まで足を運ぶつもりはないので、DVD待ちだけど。

あずまんが補習編
ちよ父の再登場は無く、最終回らしい締め方もしない・・・というあたりは予想通り。押すとセミが滅亡するボタンがあれば迷いなく押すというよみには、激しく同意せざるを得ない。面白かったネタは、ちよちゃんのカッコいいポーズぐらいかね。髪型変更&体格が大きめに描かれたよみに違和感あるぐらいなら許容範囲だけど、かおりんは別人と化していた。
アオイホノオ
こういう経験に共感できる歳になってしまったなぁ(←遠い目)。アワーズ誌の映画レビューで時おり紹介されてる「凋落したスーパースターの自分語り作品」とか・・・いや、見たくも無いけどさ(苦笑)。
こんな話もたまには悪くはないけど、やはり島本には「果てしなくバカ、しかし熱い!」というスタンス主体で行って欲しいところ。

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